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資格・講習・登録制度の解説

縫製機械整備技能士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

縫製機械整備技能士とは

縫製機械整備技能士は、家庭用ミシンや工業用ミシンの点検、分解、組立て、調整を行う技能を国が検定する資格です。根拠となる法律は職業能力開発促進法で、技能検定の職種のひとつに「縫製機械整備(縫製機械整備作業)」があります。中央職業能力開発協会の案内によると、技能検定の合格者には1級は厚生労働大臣名、2級は都道府県知事名の合格証書が交付され、技能士と名乗れるようになります。

業界団体の一般社団法人日本縫製機械工業会は、縫製機械整備技能士をミシンの調整や修理を適切に行い、利用者に助言できる専門技術者と紹介しています。同会は、技能士が在籍するミシン店を登録して公表する取り組みも行っています。なお、技能士の資格がなければミシン修理ができないという業務独占の規定は確認できませんでした。

等級と試験の内容

縫製機械整備の等級は1級と2級です。厚生労働省の試験基準では、1級は上級の技能者、2級は中級の技能者が通常持つべき技能と知識の程度を基準にしています。

学科試験では、直線本縫いミシンやジグザグミシンなどの家庭用ミシン、直線縫い・千鳥縫い・ボタン付けなどの工業用ミシン、自動工業用ミシンの機構と機能が出題範囲です。針棒や天びん、送り、かまなどの機構、ミシン部品、電動機の種類、ミシンに関する日本産業規格、労働安全衛生法令のうち縫製機械整備作業に関する部分も含まれます。実技試験では、ミシンを点検して故障箇所を判断し、分解、組立て、縫い調整、部品交換、ゲージ交換を行う作業が課されます。

合格基準は厚生労働省が定めており、中央職業能力開発協会は原則として100点満点で実技60点以上、学科65点以上と紹介しています。

受検資格

受検には原則として検定職種に関する実務経験が必要です。中央職業能力開発協会の案内では、1級は7年以上、2級は2年以上が目安で、職業訓練歴や学歴によって短縮される場合があります。日本縫製機械工業会も、実務経験者のほか専門高校、専門学校、短大、高専などの卒業者が受検できると案内しています。必要年数は卒業学科や訓練歴で変わるため、自分の経歴で何年必要かは受検する都道府県の職業能力開発協会に確認してください。

2026年度の日程と費用

中央職業能力開発協会の令和8年度後期の実施職種一覧には、1・2級の欄に縫製機械整備作業が掲載されています。日本縫製機械工業会は、この職種の試験が隔年で行われると説明しています。後期の日程は次のとおりです。

項目 令和8年度後期
実施公示 2026年9月1日
受検申請受付 2026年10月5日〜10月16日
実技試験 2026年12月4日〜2027年2月14日の期間内
学科試験 2027年1月下旬〜2月上旬の全国統一日
合格発表 2027年3月12日

受検手数料は都道府県によって異なる場合がありますが、厚生労働省は都道府県協会が実施する職種の目安として学科3,100円、実技18,200円を示しています。若年者は実技の手数料が減額される場合があります。実際に試験を行うかどうかは都道府県ごとの公示で決まるため、住んでいる地域で実施されない場合は近隣県での受検も含めて確認が必要です。

申込前に確認すること

受検申請書は、受検する都道府県の職業能力開発協会から取り寄せます。申請には本人確認書類が必要です。実技試験の課題は原則として事前に公表されるため、受検票と一緒に課題の内容も確認しておきましょう。

当サイトの提案:受検を考えている人は、まず都道府県職業能力開発協会のホームページで令和8年度後期の実施公示に縫製機械整備が入っているかを確認してください。次に、勤務先で整備に携わった年数を数え、1級なら7年、2級なら2年の目安に届くかを確かめます。届かない場合でも学歴や訓練歴で短縮されることがあるため、10月16日の締切前に協会へ電話で相談し、実務経験を証明する書類を誰に書いてもらうかを決めておくと手続きが進めやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

中央職業能力開発協会:令和8年度技能検定(後期)実施職種(作業)一覧

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マサキ
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