どんな試験か
C言語プログラミング能力認定試験は、C言語を使って応用プログラムを作成する能力を認定する試験です。主催・認定はサーティファイ情報処理能力認定委員会で、試験の運営と問い合わせはサーティファイ認定試験事務局が担当しています。旧記事の実施者名は誤りでした。民間の認定試験で、受験資格に学歴や年齢の制限はありません。
認定基準は級ごとに次のように定められています。3級はC言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書けること。2級は500行程度の小規模なプログラムを適切に書け、各種の基本アルゴリズムを理解していること。1級はC言語を駆使して言語処理系やユーティリティなどの応用プログラムを作成でき、使用しているOSも理解していることです。各級ともJIS X3010に基づいて出題・解答します。
級ごとの出題形式と受験料
| 級 | 形式 | 試験時間 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|
| 1級 | 実技試験(PC使用)2問 | 150分 | 8,300円 |
| 2級 | 多肢選択式・テーマ別大問8問 | 90分 | 6,900円 |
| 3級 | 多肢選択式・テーマ別大問6問 | 60分 | 5,700円 |
合格基準は全級共通で得点率60%以上です。2級と3級にはプログラムの空欄を補う問題も含まれます。1級は、事前に公開される1,700行程度のテーマプログラムに対し、仕様変更や仕様追加に合わせてコーディング、入力、コンパイル、デバッグを行い、変更仕様の入力ファイルもExcelで作成します。テーマプログラムは1級の過去問題集にも収録されています。
1級は団体受験のみ
1級の公開試験は、2024年6月の第63回を最後に休止されています。1級は団体の定める会場で、団体が用意したPCを使って受ける形式だけが案内されています。個人で1級を目指す場合は、団体受験を実施している学校や企業を通じて受けられるか確認する必要があります。
1級はGUIを使わないCUIベースの実技試験なので、統合開発環境を使わなくても、Borland C++ CompilerとテキストエディタのTeraPadで十分に対応できると公式ページは説明しています。試験で使える演算子や関数は受験者用リファレンスで確認できます。
2026年度の公開試験日程
個人が受ける公開試験は、2級と3級をリモートWebテストで在宅・在社受験する形式で、6月・9月・1月の年3回です。2026年度は第69回が6月7日、第70回が9月6日で、第70回は3級のみの実施でした。どちらも受付は終わっています。
次の第71回は2027年1月17日(日)で、2級と3級が実施されます。申込受付期間は2026年11月3日から2027年1月10日までで、結果発表は2月3日の予定です。3級は10時〜12時の間、2級は13時〜15時の間の好きな時点で開始できます。申込には資格受付ONLINEのアカウントが必要で、受験料の入金をもって申込が完了します。本人確認のため顔写真の登録も求められます。
合格者にはオープンバッジとデジタル認定証明書が発行されます。公式ページによると、2026年3月31日時点の累計受験者数は214,176名、2025年度の平均合格率は70.9%です。
受験料の支払いは、クレジットカード、コンビニ、銀行振込から選べます。銀行振込の手数料は受験者の負担です。クレジットカード決済を完了前に中断すると申込は自動でキャンセルされます。同じ級を再び受ける場合は、前回の合否結果を受け取ってから申し込む決まりです。
受験準備の進め方
当サイトの提案:3級と2級を同じ日に受けると時間帯が重ならないため、第71回で両方に挑戦する計画も立てられます。まず3級の範囲である基本文法を復習し、空欄補完の問題で処理の流れを追えるかを確かめてください。2級を受けるなら、500行程度のプログラムを読み、整列や探索などの基本アルゴリズムを説明できるかを点検します。11月3日の受付開始後は、資格受付ONLINEで操作体験を行い、自宅の機器で受験できるかを早めに確認しておくと当日の不安を減らせます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。