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資格・講習・登録制度の解説

調教師

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

調教師という免許の位置づけ

競馬法第16条は、日本中央競馬会(JRA)の免許を受けた調教師または騎手でなければ、中央競馬の競走のために馬を調教したり騎乗したりできないと定めています。地方競馬については、競馬法が地方競馬全国協会の業務として調教師と騎手の免許を定めています。どちらも競馬法に基づく免許で、取得の方法や試験の細部は競馬法施行規則(農林水産省令)と各団体の要領で決まります。

JRAの競馬学校の案内では、厩舎スタッフは競走馬の調教や管理の責任者である調教師のもとで馬の世話をする人と説明されています。調教師は馬を預かる立場であると同時に、厩舎で働く人をまとめる経営者でもあります。

法令で決まっている受験資格と免許の条件

競馬法施行規則によると、JRAは調教師の免許試験を毎年2回以内で行い、試験の20日前までに日時や受験手続を公示します。受験できるのは28歳以上の人で、外国で馬の調教の免許を受けている28歳未満の人はJRAが適当と認めれば例外となります。試験は身体、学力、人物、調教の技術の4事項について行われます。

合格しても、拘禁刑以上の刑に処せられた人、競馬法などの違反で罰金刑を受けた人、JRAの役員・職員、中央競馬に関係する馬主などは免許を受けられません。免許の有効期間は1年間で、免許手数料は3,000円です。地方競馬の免許にも、施行規則で同様の規定が準用されています。

2027年度JRA新規調教師免許試験の日程と内容

JRAが2026年7月29日に公表した「2027年度調教師および騎手免許試験要領」では、新規の調教師免許試験の申請書類受付は2026年8月12日から9月2日正午まででした。申込はすでに締め切られています。

段階 日程・会場 内容と合格基準
第一次試験 2026年9月9日、栗東または美浦トレーニング・センター 筆記3項目(競馬関係法規と労働関係基本法規、調教、馬学・衛生学・運動生理学・装蹄・飼養管理・競馬)各100点。300点満点で概ね180点以上、かつ各項目40点以上。合格発表は10月8日予定
第二次試験 2026年12月1日〜3日、東京競馬場 口頭試験(競馬関係法規・厩舎の経営及び管理・一般常識200点ほか3項目各100点)と人物考査。500点満点で概ね300点以上など。合格発表は12月10日予定

身体検査は身体検査書の提出で代えます。合格者の免許は原則2027年1月1日から12月31日までで、現役のJRA騎手は3月1日からの免許を選ぶこともできます。すでに免許を持つ調教師は毎年「更新」の免許試験を受け、2027年度分は2026年10月14日から28日までが申請期間です。

2026年度試験の応募状況

JRAが2025年12月に公表した2026年度の新規調教師免許試験では、応募者と一次試験受験者が118名、一次試験合格者が14名、二次試験合格者が4名でした。公表されているのはこの年度の数字で、毎年同じ水準になるとは限りません。

地方競馬で調教師を目指す場合

地方競馬全国協会は、地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)で調教師課程を年2回開いています。対象は地方競馬主催者の推薦を受けた人で、約3週間の研修で調教師に必要な知識と技能を教えます。年齢は28歳以上で、騎手または厩務員の経験年数などの条件があり、詳細は同センター養成課が案内しています。

目指す人が確認しておくこと

調教師免許は、競馬の現場で経験を積んだ人が受ける試験です。試験要領は毎年7月ごろにJRAニュースで公表され、受付期間は短く設定されています。

当サイトの提案:中央競馬を目指す場合は、まずJRAの免許試験要領で申請書類と受付期間を確認し、28歳になる時期と照らし合わせて受験年度を決めてください。筆記の範囲には労働関係基本法規や厩舎の経営管理も含まれるため、所属厩舎での実務と並行して法令の学習を早めに始めると準備しやすくなります。地方競馬で開業したい場合は、所属する主催者に推薦の条件と経験年数の数え方を先に確認しましょう。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本中央競馬会:2027年度 調教師および騎手免許試験要領

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