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資格・講習・登録制度の解説

デザイン科

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

デザイン科という免許職種

職業能力開発促進法第28条は、公共職業能力開発施設などの普通職業訓練で教える職業訓練指導員を、都道府県知事の免許を受けた人とすることを定めています。免許は職種ごとに与えられ、島根県の案内によると123の職種に分かれています。免許を受けた人が担当できる訓練は、職業能力開発促進法施行規則の別表第十一で職種ごとに決められています。

デザイン科は、施行規則の別表第十一でデザイン系工業デザイン科とデザイン系商業デザイン科の訓練を担当する免許職種とされています。旧記事は高校や専門学校のデザイン科のカリキュラムや、ウェブ制作の独学法を説明していましたが、資格としてのデザイン科は職業訓練で教える人のための免許です。

試験の科目

職業訓練指導員試験は、厚生労働大臣が毎年定める計画に従って都道府県知事が行い、実技試験と学科試験で構成されます。学科試験は、職業訓練原理、教科指導法、訓練生の心理、生活指導、職業訓練関係法規からなる指導方法と、免許職種ごとの関連学科に分かれます。受験できるのは、技能検定の合格者、施行規則で定める実務経験がある人などです。実務経験だけで受験する場合は、免許職種に関して8年以上の経験が必要で、学校や職業訓練の修了歴があれば年数が短くなります。

デザイン科の実技試験の科目はデザインです。関連学科の系基礎学科は広告美術科と共通で、マーケティング論(市場調査、仕様と積算)、デザイン(デザイン史、構成、色彩、造形、図案、製図)、材料と加工法、安全衛生の4科目です。専攻学科は、工業デザイン(人間工学、工業デザイン、工作法)と商業デザイン(広告、印刷、写真、視覚伝達法)が定められています。

免許を取得する方法と免除

島根県の案内では、免許を取得する主な方法として、職業能力開発総合大学校の指導員養成課程の修了、職業訓練指導員試験の合格、免許職種に関する1級または単一等級の技能検定に合格したうえでの48時間講習の修了、高等学校で免許職種に関する学科を卒業後7年以上の実務経験を積んだうえでの48時間講習の修了、工業や家庭などの所定の高等学校教諭普通免許状の所持を挙げています。免許の申請は原則として住所地の都道府県知事あてに行い、島根県の交付手数料は2,300円です。

施行規則の別表第十一の二には、技能検定の職種と指導員試験の免許職種の対応が定められていますが、デザイン科に対応する検定職種は載っていません。このため、技能検定1級による試験の免除や、1級合格を前提とする48時間講習の方法は、この職種では使えないと考えられます。大学や高等専門学校で免許職種に関する学科を卒業した人は学科試験の関連学科が免除され、実務経験の年数も短くなります。

2026年度の実施状況

試験の実施職種と日程は都道府県ごとに異なります。2026年度の例では、秋田県は全職種を対象に学科試験の指導方法だけを11月5日に行い、申請は10月2日で締め切られました。手数料は学科試験3,100円で、満点の6割以上が合格です。茨城県も2026年度は指導方法だけを9月26日に行い、合格発表は10月9日です。指導方法に合格しただけでは免許は交付されず、実技試験と関連学科の合格または免除もそろえる必要があります。

今回確認した秋田県と茨城県の2026年度試験は指導方法だけで、デザイン科の実技試験や関連学科は行われません。2026年度にデザイン科の実技を行う都道府県は確認できていません。

受験を考えている人の確認手順

当サイトの提案:まず、教えたい内容が工業デザインと商業デザインのどちらに近いかを確認し、施行規則の関連学科の範囲を読んでください。次に、住んでいる都道府県の担当課に、デザイン科の実技試験と関連学科の実施予定を問い合わせます。デザイン系の学科を大学で卒業した人や、工業などの高等学校教諭普通免許状を持つ人は、試験の一部免除や免許申請で足りる場合があるので、卒業証明書と免許状の種類を先に確認しておくと手続きを進めやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

e-Gov法令:職業能力開発促進法施行規則(第37条・第39条・第45条の2・第46条・別表第十一ほか)

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マサキ
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資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。