ドッグ検定はどんな検定か
ドッグ検定は、一般社団法人日本ペット技能検定協会が認定する「ペット検定」のうち、犬についての知識を問う検定です。2級は「犬を知る」基礎レベル、1級は「犬を極める」ハイレベル検定と位置づけられています。犬の種類、犬に関する事件やニュース、法律、ことわざなど、出題範囲はかなり広く取られています。
協会は同じ団体の中で、家庭犬のしつけを指導するトレーナー向けに「家庭犬トレーナー」というライセンスを別に設けています。家庭犬トレーナーは協会指定カリキュラムの修了者が筆記試験を受け、ライセンス交付申請料14,000円を納める仕組みです。ドッグ検定はカリキュラム修了を条件にしない愛犬家向けの検定で、両者は申込方法も費用も異なります。
2級と1級の違い
| 項目 | 2級 | 1級 |
|---|---|---|
| 検定料 | 6,000円 | 6,000円 |
| 受験資格 | 制限の記載なし | 2級合格者のみ |
| 問題数と形式 | 100問、主に4択式 | 100問、主に4択式 |
| 合格基準 | 50点以上 | 70点以上 |
| テキスト | 「ドッグスタンダード入門」1冊付き | 付かない |
2級を受けずに1級を申し込むと、注文はキャンセル扱いになります。2級と1級を同時に申し込んだ場合は、2級の合格を確認してから1級の検定が発送されます。1級では尾で判別する犬種問題や各犬種の歴史、犬に関する法律など、より深く掘り下げた問題が出ます。
申込から合否通知まで
申込は協会の検定通販ページから行い、送料は無料です。2級ではテキスト、模擬試験、本試験が届き、1級では模擬試験と本試験が届きます。どちらも認定テキスト以外から広く出題されるため、協会は予習の参考として協会のFacebookやXの一問一答を挙げています。
検定後は合格・不合格の通知が届きますが、採点結果は公表されません。合格者には級ごとの認定証書と認定カードが授与されます。合格率は協会の資料に掲載されていません。
認定証の再発行とペット検定の位置づけ
協会のペット検定には、ドッグ検定のほかにキャット検定2級・1級やキャットヘルスアドバイザー検定などがあります。
認定証書や認定カードをなくした場合は、協会事務局に問い合わせると発行履歴を確認したうえで再発行を受けられます。愛犬家向け検定の再発行料は1検定1,500円で、再発行できるのは発行から10年以内のものです。申請時には申請者名、電話番号、申請当時の住所、再発行したい検定の種類を伝えます。
さらに上を目指す場合
ドッグ検定2級・1級に、ドッグヘルスアドバイザー検定とドッグトレーニングアドバイザー検定を加えた4つの検定すべてに合格すると、最上位の「ドッグ博士」認定に挑戦できます。ドッグ博士の検定料は8,000円で、問題は100問の選択式、130点満点中100点以上が合格、検定時間は80分です。
当サイトの提案:まず2級を申し込み、付属のテキストと模擬試験で犬種や法律など苦手な分野を確認してください。2級の合格通知が届いてから1級を申し込めば、キャンセル扱いになる心配がありません。仕事として犬のしつけを教えたい場合は、ドッグ検定とは別に家庭犬トレーナーの認定校カリキュラムを調べるのが近道です。
1級は2級よりも合格点が20点高く、テキストも付かないため、2級の付属テキストを読み終えたあとに、犬種ごとの歴史や犬に関する法律を自分で調べる時間を取っておくと準備がしやすくなります。協会が案内するFacebookやXの一問一答は、出題の傾向をつかむ材料として2級の段階から目を通しておくと役立ちます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。