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資格・講習・登録制度の解説

EMDR臨床家資格

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

EMDR臨床家資格とは

EMDRは、F・シャピロ博士が1989年に発表した心理療法で、眼球運動による脱感作と再処理法と訳されます。一般社団法人日本EMDR学会は、国際EMDR学会であるEMDRIAから、日本でのEMDRの研修認定と資格認定を行う組織として2004年に認定されています。

学会の資格には、EMDR臨床家として信頼できる基礎的経験と臨床能力を示す日本EMDR学会認定EMDR臨床家資格と、指導する立場の能力を示す認定EMDRコンサルタント資格の2種類があります。学会は、認定トレーニングを修了しただけでは実力の程度が分からないため、その後の研鑽を経た臨床家を示す目的で資格制度を設けたと説明しています。

申請に必要な条件

2017年9月以降のルールでは、次の条件をすべて満たす必要があります。

  • 日本EMDR学会認定EMDRトレーニングを修了していること
  • 精神医学または心理学領域で臨床を行うための免許・資格を持ち、学会が定めるトレーニング受講資格を満たしていること
  • その免許・資格で2年以上の臨床経験があること
  • トレーニング修了後、25人以上の患者やクライエントに50回以上のEMDRセッションを行ったこと。少なくとも脱感作まで行ったセッションを1回と数えます
  • 認定コンサルタントから20時間のコンサルテーションを受けたこと。うち10時間以上はEMDRに特化した個人コンサルテーションで、グループは8人以下に限られます

臨床経験とセッション数は誓約書で申告し、虚偽があれば資格の喪失などの対象になります。コンサルテーションの時間と形式は、担当したコンサルタントに証明文書を書いてもらいます。

入口となる認定トレーニング

認定トレーニングはWeekend 1とWeekend 2の2段階です。第53回Weekend 1は2026年10月23日から25日まで東京で開かれ、参加費は税込99,000円、定員は63人の予定でした。申込は8月3日から7日までの郵送で、定員に達したため受付は終わっています。参加資格は、免許取得後2年以上の精神医学または心理学的な臨床経験がある医師と、公認心理師または臨床心理士として登録を終えている心理職です。

トレーニングには、合計10時間のベーシック・コンサルテーションが含まれます。Weekend 1とWeekend 2の後にそれぞれ5時間を受けると、認定トレーニングの修了証が発行されます。Weekend 1の後の5時間を終えていないと、Weekend 2に進めません。このベーシック・コンサルテーションは、臨床家資格のための20時間のコンサルテーションとは別のものです。

費用と更新

申請費用は15,000円、更新費用は10,000円です。申請費用は理由を問わず返却されません。申請は随時受け付けますが、事務処理上、認定は1月末、5月末、9月末の年3回行われます。資格の有効期間は認定日から2年間で、更新までに学会が認定する継続研修会に12時間以上参加する必要があります。

取得を目指す人へ

当サイトの提案:まず自分の免許・資格がWeekend 1の参加資格に当たるかを確認してください。トレーニングは毎回定員に達しやすく、抽選の考え方も案内に書かれているため、募集時期を学会サイトで追っておくことが大切です。修了後は、セッション数とコンサルテーションの時間を記録する表を自分で作り、個人コンサルテーション10時間をどのコンサルタントに依頼するかを早めに決めておくと、申請準備が進めやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本EMDR学会:日本EMDR学会資格制度

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マサキ
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