資格一覧.com
メニュー

資格・講習・登録制度の解説

自閉症スペクトラム支援士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

自閉スペクトラム支援士とはどんな資格か

記事名の「自閉症スペクトラム支援士」は、特定非営利活動法人日本自閉スペクトラム学会が認定する「自閉スペクトラム支援士」を指します。学会は平成17年からこの認定制度を実施しており、自閉スペクトラムの子どもや大人を支援する専門家の育成を目的としています。学会が独自に認定する民間資格で、国家資格ではありません。

資格は3種類あります。STANDARDは自閉スペクトラムの理解と支援に関する基本的な知識を持ち、一定期間支援を行っている人であることを示します。ADVANCEDは豊富な実践経験を生かして学校や職場でリーダーとして活動できる人、EXPERTは研修会の講師やコーディネーター、後進の指導にあたれる人であることを示す区分です。

申請できる人

申請できるのは学会の個人会員に限られ、非会員は資格を取得できません。そのうえで、学校の教員、公的な児童相談機関の職員、保育所や児童福祉施設の職員、学会が指定する民間の自閉症指導機関の職員、医療機関などで自閉スペクトラムに関連する仕事に就いている人や就いていた人、学校心理士・臨床心理士・臨床発達心理士などの関連資格を持つ人、EXPERTのスーパーバイザーの指導を受けて臨床・研究に携わる学生などのいずれかに当てはまる必要があります。学会のQ&Aでは、保護者の場合は事務局に相談するよう案内されています。

STANDARDを取得するための要件

要件 内容
資格認定講座 医療、福祉、アセスメント、教育、心理、関連の6領域から合計9ポイント以上(1講座1ポイント)
修了試験 講座受講後に受験。40問中30問正解で合格。一度合格すれば有効
研究大会 学会の研究大会に2日間以上参加
実践歴 過去5年間に1年以上の実践(常勤・非常勤を問わず在職証明)。職歴がない場合は実習48時間以上

修了試験の受験資格は講座で6ポイント以上を取得した人です。受講ポイント、修了試験の合格証、大会参加証の有効期限は5年で、Q&Aでは合格から5年以内に要件をそろえて申請するよう求めています。ADVANCEDはSTANDARD取得後に20ポイント以上、研究大会参加、2年以上の実践、研究発表などに加えて面接試験の合格が必要です。

2026年度の資格認定講座と費用

2026年度の資格認定講座は年3回で、約2週間の視聴期間にオンデマンドで6講座または3講座を受講し、視聴期間後の土曜日にオンラインで修了試験を受ける方式です。中国・四国支部の講座は6月に終わっており、残りは九州支部(視聴11月13日から26日、修了試験11月28日)と北海道支部・関東甲信越支部(視聴2027年1月15日から28日、修了試験1月30日)です。九州支部の講座は全国から受講できます。

九州支部の受講料は、6講義で会員9,000円(非会員11,000円)、3講義で会員4,500円(非会員5,500円)です。修了試験は四肢択一式40問で、受験料5,000円、会員のみ受験できます。資格の申請料は10,000円、登録料は30,000円です。資格認定委員会は年2回(3月と8月)開かれ、申請書は2月15日または7月15日までに事務局へ届くように送ります。

更新と取得までの進め方

資格の有効期間は5年です。STANDARDの更新には、5年間に資格認定講座の受講や研究大会への参加などで8ポイント以上を取得します。更新申請料は5,000円、登録料は15,000円です。学会員の資格を失うと、有効期間内でも支援士資格は取り消されます。

当サイトの提案:最初に学会へ入会し、自分が申請できる職種・立場に当てはまるかを確認してください。次に、年3回の資格認定講座で6領域をすべて含む9ポイントをどの回でそろえるかを決め、修了試験の申込を講座申込と同時に済ませます。研究大会は年1回なので、参加する年を早めに決めておくと、ポイントの有効期限内に申請しやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

特定非営利活動法人日本自閉スペクトラム学会:自閉スペクトラム支援士 資格要件・諸費用

この記事の訂正を依頼する

次の一歩

次に準備すること

マサキ
マサキ
編集・分析担当
資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。