柔道整復師は、柔道整復師法に基づく国家資格です。資格を取ればあらゆる痛みやけがを独自に扱える、すべての施術に健康保険を使えるという意味ではありません。養成課程・国家試験と、業務に関する条件を分けて理解しましょう。
受験資格には指定課程での学習が必要
代表的な経路は、大学入学資格を持ち、文部科学大臣の指定した学校または都道府県知事の指定した養成施設で3年以上、必要な知識・技能を修得する方法です。第35回は2027年3月17日までの修業・卒業見込みも対象となります。旧制度に関する経過措置も公式案内で確認できます。
一般のスポーツ講座や施術の経験だけで、この受験資格を得られるわけではありません。入学前に指定課程であることと、修了・卒業の要件を確認してください。
第35回の出願・試験日・費用
- 試験日:2027年3月7日
- 出願期間:2026年12月21日〜2027年1月13日。原則書留郵送、最終日の消印有効
- 受験手数料:23,900円。柔道整復研修試験財団指定の銀行・郵便局口座へ納付
見込みで出願した人は、修業・卒業証明書を2027年3月17日午後5時までに提出します。国家試験は筆記で、解剖学・生理学・運動学などの基礎と、柔道整復理論・関係法規などを扱います。学内の実技評価と国家試験の試験方法は区別して確認しましょう。
施術の範囲と健康保険の条件
柔道整復師法では、外科手術や薬品の投与等を禁じています。また、骨折・脱臼の患部への施術は、応急手当の場合を除き医師の同意が必要です。資格を持っていることと、医師と同じ診療を行えることは別です。
療養費の支給対象となる負傷や条件も定められています。厚生労働省は、単なる肩こりや筋肉疲労などは健康保険の対象ではないと案内しています。施術を提供できるかという問題と、保険の対象かという問題を一つにまとめて説明しないことが重要です。
学校・就職先を比べるための質問
当サイトの提案:学校には実習の指導体制、卒業要件、国家試験対策の支援、学費以外の材料費等を確認します。合格率だけで教育体制の優劣を決めず、新卒・既卒の集計範囲や卒業までの支援も見てください。
学習では損傷の特徴だけでなく、施術の制限、医師との連携、記録、療養費の条件を関連づけて整理します。就職先や開業を検討するときも、施術技術に加えて記録・説明・請求を適切に行う体制を確認することを勧めます。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。