コンパニオン・ドッグ・トレーナーとは
コンパニオン・ドッグ・トレーナーは、略称をCDTといい、特定非営利活動法人日本動物衛生看護師協会が認定する資格です。協会は、人と共生するために犬へ家庭犬としてのマナーを教える訓練士であること、そして家庭犬のしつけ方を飼い主に指導する知識と技能を持つことを認定するとしています。受験案内では「家庭犬のしつけ訓練士」と併記されています。
この記事で扱うのは同協会が認定するCDTです。ほかの団体が認定する家庭犬トレーナー資格とは、受験資格も試験の仕組みも別になります。
受験資格
協会の規定では、CDTを受験できるのは次のどちらかにあてはまる人です。
- 家庭犬のしつけ訓練に関する2年以上の課程を修了し、協会が指定する認定校の専修学校または短期大学を卒業した人。卒業見込みを含みます。
- 協会が指定する認定校の専修学校または大学を卒業・修了し、協会が指定する家庭犬のしつけ訓練に関する講習会を受講した人。見込みを含みます。
令和8年度の受験案内は、ヤマザキ動物看護大学、ヤマザキ動物専門学校、ヤマザキ動物看護専門職短期大学の学生向けに出されています。2026年にはそれぞれの学校でCDT講習会が開かれ、受講者が筆記試験の対象になっています。
試験内容と令和8年度の日程・費用
試験は筆記、実技、面接の3種類です。試験内容は、動物と衛生に関する法規、犬種と特性・行動・飼育管理と事故防止・家庭犬のしつけと訓練に関する知識と技能、飼い主に対するしつけ方の指導とアドバイスです。
| 項目 | 令和8年度の内容 |
|---|---|
| 筆記試験 | 2026年11月29日、予備日12月6日 |
| 面接試験 | 2027年2月20日、予備日2月27日 |
| 会場 | ヤマザキ学園 南大沢キャンパス |
| 申込・振込期間 | 2026年10月1日13時から10月8日13時まで |
| 受験費用 | 15,000円、受験料10,000円と登録料5,000円 |
| 合格発表 | 2027年3月8日予定、協会ホームページ |
大学4年次向けの受験案内では、CDTの実技試験は講習会の中で実施済みとされ、受験料も講習会の受講時に納入済みのため、CDT講習会の受講者は改めて申し込む必要がありません。協会の筆記試験を1科目でも受けた人は、その年度に面接試験があります。一度納めた費用は返金されませんが、不合格の場合は登録料5,000円が返金されます。
同じ協会のほかの資格との関係
日本動物衛生看護師協会は東京都知事の認証を受けたNPO法人で、CDTのほかにアニマル・ヘルス・テクニシャン、ドッグ・グルーミング・スペシャリスト、キャット・グルーミング・スペシャリスト、ベタリナリー・テクニシャン、ケーナイン・リハビリテーション・セラピストの認定を行っています。令和8年度のライセンス試験はこのうち5資格を対象に、同じ日程で実施されます。
CDTの試験内容には動物と衛生に関する法規が含まれており、家庭犬のしつけの技能とあわせて、犬を扱う仕事に関わる法令の知識も問われます。
取得後の進路と申込の注意
協会はCDTの適職として、家庭犬のトレーナー、グルーマー、愛玩動物看護師、動物関連企業などを挙げています。合格者の証書は各校の卒業式または郵送で授与され、認定校の既卒者には郵送されます。
当サイトの提案:在学生は、自分がCDT講習会を受講済みかどうかで申込の要否が変わるため、学校の掲示と受験案内で対象区分を先に確認してください。認定校の卒業生で受験を考えている人は、令和8年度の申込が10月8日13時までなので、協会事務局へ受験の可否と必要な講習会を早めに問い合わせると確実です。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。