心理学検定の概要
心理学検定は、一般社団法人日本心理学諸学会連合が実施する検定で、運営は連合の心理学検定局が担っています。心理学の幅広い分野の知識を測るもので、国家資格ではありません。学歴や年齢にかかわらず、受検を希望する人は誰でも受けられます。
旧記事は「毎年8月に全国主要都市でマークシート方式」「1級・2級の区分」としていましたが、現在はコンピューターで解答するCBT方式で年2回の試験期間が設けられ、級は特1級・1級・2級の3種類です。
出題範囲と試験方式
試験は心理学の10科目から出題され、10科目はA領域とB領域に5科目ずつ分かれています。各科目20問の4肢選択式です。
| 領域 | 科目 |
|---|---|
| A領域 | 原理・研究法・歴史、学習・認知・知覚、発達・教育、社会・感情・性格、臨床・障害 |
| B領域 | 神経・生理、統計・測定・評価、産業・組織、健康・福祉、犯罪・非行 |
試験時間は領域ごとに100分で、領域内のどの科目に解答するかは受検者が選びます。A領域とB領域は試験期間内の別の日に受けることもできます。試験はプロメトリック株式会社のCBTシステムで行われ、全国47都道府県の会場から日時と会場を選んで予約します。受検にはプロメトリックIDが必要で、IDは無料で発行できます。
割引を使わずに1領域だけを受ける場合は、受検規約を確認したうえで受検予約の「心理学検定 オンライン受付」から予約し、コンビニ・Pay-easy払いかクレジットカードで受検料を支払います。当日は本人確認書類を会場に持参します。会場と日時は、試験日の3営業日前(土日の受検は4営業日前)まで変更できます。
級の認定と合格基準
| 級 | 認定の条件 |
|---|---|
| 特1級 | A領域5科目とB領域5科目の10科目すべてに合格 |
| 1級 | A領域の4科目を含む合計6科目に合格 |
| 2級 | A領域の2科目を含む合計3科目に合格 |
各科目の合格基準は正答率約6割が目安で、問題の難易度によって変わることがあります。合格した科目は合格科目有効制度により5年間有効で、その間に合格した科目数に応じて級が認定されます。複数回受検して2級から1級、特1級へと段階的に進むことができ、受検予約のときに検定結果通知書の6桁の検定登録番号を入力すると制度が自動的に適用されます。合格済みの科目を再受検して不合格になっても、合格は取り消されません。認定心理士を取得している人は、A領域3科目以上の合格で1級に認定される優遇措置があります。認定された級は生涯有効で、更新は不要です。結果は試験期間終了の翌月末に、プロメトリックIDに登録した住所あてに郵送されます。各科目の合否が通知され、級の認定者には合格証が同封されます。
受検料と日程
受検料は税込でA領域7,700円、B領域7,700円です。両領域を受ける場合は、割引の申込をすると12,100円になります。10名以上の団体申込では、1領域6,600円、両領域9,900円です。割引を使うときは、事前に受検料を振り込んで受検チケットを受け取ってから予約します。
| 回 | 試験期間 | 受検予約の開始 | 割引受検チケット・団体申込期間 |
|---|---|---|---|
| 第24回 | 2027年2月15日〜3月31日 | 2026年12月18日 | 2026年12月14日〜2027年1月31日 |
| 第25回 | 2027年7月15日〜8月31日 | 2027年5月17日 | 2027年5月10日〜6月30日 |
当サイトの提案
当サイトの提案:初めて受ける人は、まずA領域だけを受けて出題形式に慣れ、次の回でB領域を加える方法があります。1級以上を目指すならA領域の得点が必要になるため、両領域を同じ回に受ける場合でもA領域の対策を先に進めてください。両領域を受けると決めたら、割引受検チケットの申込期間内に申請し、予約開始日に会場を押さえると希望の日時を選びやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。