IC3の概要と現行バージョン
IC3は、コンピュータとインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明する国際資格で、デジタルリテラシーの標準として位置づけられています。IC3の商標は米国Certiportのもので、日本では株式会社オデッセイコミュニケーションズが試験を運営しています。履歴書に主催・認定機関名を書く必要がある場合は「Certiport」と記載するよう公式FAQで案内されています。
現在の試験はグローバルスタンダード6(GS6)です。ITリテラシーの主要7分野を3つのレベルに分け、「レベル1」「レベル2」「レベル3」の3科目が設定されています。1科目合格で、そのレベルのGS6に認定されます。旧記事が前提にしていたGS4の教材構成は現行試験と合いません。前のバージョンのGS5も、2025年12月28日で試験が終了しました。
GS6の試験形式と受験料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科目 | レベル1、レベル2、レベル3 |
| 問題数 | 40〜45問 |
| 試験時間 | 50分 |
| 方式 | コンピュータ上で解答するCBT |
| 出題形式 | 選択、ドロップダウンリスト、クリック、ドラッグ&ドロップ |
| 受験料(1科目) | 一般6,600円、学割5,500円(税込) |
出題範囲の7分野は、テクノロジーの基礎知識、デジタル社会の一員としての責任、情報の管理、コンテンツの作成、コミュニケーション、共同作業、安全とセキュリティです。レベル1はデバイスやネットワーク、オンラインの安全性などの基礎を問います。レベル3では技術的な問題への対応、他者の個人情報の保護、データの視覚的な表現、知的財産のルールなど、より高度な理解と専門的なスキルが問われます。
学割は小学校から大学院、専門学校などに在籍する人が対象です。申込み時に試験会場へ自分で申告しないと、試験後に学生価格へ変更できません。
申込みから合否確認まで
試験は、オデッセイコミュニケーションズが会場として認定したパソコンスクールや専門学校で実施されます。試験日と申込み方法は会場ごとに決まっているため、受験したい会場に直接問い合わせて申し込みます。
合格点は公開されていませんが、公式FAQでは1000点満点で600〜800点以上が目安とされています。試験が終わるとパソコンの画面に得点と合否が表示されます。試験結果レポートと合格認定証は「デジタル認定証」のページで確認・印刷でき、紙の認定証は郵送されません。合格者はCredlyのデジタルバッジも入手できます。
不合格で同じ科目を受け直す場合は待機期間があります。2回目は24時間、3回目以降は48時間空ける必要がありますが、年間の受験回数に上限はありません。
デジタルリテラシーマスターと有効期間
GS6の3科目すべてに合格すると「デジタルリテラシーマスター」に認定され、オンラインで認定証が発行されます。自動発行には、3科目を同じサーティポートIDで取得していることが条件です。異なるIDで合格した場合は、IDの統合を申請する必要があります。
IC3には有効期間を設ける予定がいったん告知されましたが、2025年9月16日のお知らせで、Certiportが有効期間を設けない決定をしたと案内されました。基礎的なデジタルリテラシーは時代やプラットフォームが変わっても通用する、というのがその理由です。
受験の進め方
当サイトの提案:最初にサーティポートIDを1つだけ作り、以後の受験はすべて同じIDで申し込んでください。科目はレベル1から受け、公式サイトの出題範囲表で次のレベルの小分類を確認してから進むと、7分野のどこが弱いかを試験結果レポートのセクション分析で追いやすくなります。学生の人は、会場への申込み時に学割を申告することを忘れないでください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。