このページで扱う「MCP」の範囲
当サイトのこのページは、マイクロソフトが認定する技術者資格の制度を「MCP」という略称で掲げています。以前の本文はAIツールの接続規格の設定方法を説明しており、資格の説明になっていなかったため撤回しました。2026年10月4日に確認した Microsoft Learn の公式ページは、制度全体を「Microsoft 資格情報」と呼んでいます。今回確認した範囲では、「MCP」という名称の認定資格は案内されていませんでした。これから受験を考える場合は、以下の現行制度の中から目標を選ぶことになります。
現行制度は2種類の資格情報
Microsoft 資格情報には2つの種類があります。1つは「Microsoft 認定資格」で、主要な職務とタスクを反映した試験に合格して取得します。段階は基礎、アソシエイト、エキスパート、スペシャリティに分かれ、対象は AI、クラウド、セキュリティ、ビジネスの各ロールにわたります。もう1つは「Microsoft Applied Skills」で、対話型のラボ形式の評価で一連の作業をこなして取得します。短く、特定のスキルに絞った内容で、初心者と中級のレベルがあり、ロールベースの認定資格と対応付けられています。AI を業務で使うビジネス職向けの資格情報も新たに案内されています。
入門の例が Azure の基礎認定です。公式ページはレベルを初級とし、クラウドの概念全般と Azure の基本的なサービスを説明できることを求めています。この認定は Azure のキャリアに向けた一般的な出発点と説明されています。
採点のしくみ
技術試験のスコアは1から1,000の尺度で報告され、合格は700以上です。換算後のスコアのため、正答率70%と一致するとは限りません。複数の要素からなる問題では、正解した要素ごとに点が付き、部分点が出ることもあります。Microsoft Office の試験も1から1,000の尺度ですが、合格に必要な点数は試験ごとに異なります。
更新と廃止の扱い
公式ページは、対象となる認定資格を短いオンライン評価で毎年無料で更新できると説明しています。更新評価は有効期限前の6か月間に Microsoft Learn で受けられ、合格すると期限が1年延びます。基礎レベルの認定は期限切れになりません。
Microsoft は技術の変化に合わせて試験や評価ラボを見直し、関係の薄くなったものを廃止しています。廃止日以降はその試験を受けられず、関連する資格も新たに取得できなくなります。すでに取得した認定や Applied Skills は Microsoft Learn のプロファイルのトランスクリプトに残りますが、廃止後は更新できません。過去に取得した資格を履歴書などに書く場合は、名称と取得日をトランスクリプトで確認しておくと説明しやすくなります。
どこから始めるか
当サイトの提案:まず公式の資格情報一覧で、自分の職務に近い認定資格か Applied Skills を1つ選んでください。業務経験が浅い場合は基礎認定かラボ形式の Applied Skills、実務で運用を担当している場合はアソシエイトを候補にすると選びやすくなります。候補が決まったら試験ページで日本での受験料、試験時間、評価される分野を確認します。更新が必要な認定かどうかも申し込む前に把握しておくと、取得後の手間を見込めます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。