MOTとは?資格の概要
| 資格区分 | 民間資格 |
|---|---|
| 主管 | 文部科学省認定・各MOT認定大学院 |
| 試験日 | 各大学院の入学試験に準ずる |
| 受験資格 | 大学卒業以上(各大学院の規定による) |
教材の選び方と定番の組み合わせ
学習者の間でよく使われている教材の傾向を整理しました。市販テキスト・問題集・通信講座はそれぞれ役割が異なるので、組み合わせ方が重要です。
| 教材 | 種別 |
|---|---|
| 市販テキスト・参考書 | テキスト(独学用)。前提資格の学習およびMCT取得準備の両方で言及あり |
MOT(MCT)とは何か:制度の変遷と現在の正式名称
- MOT(マイクロソフトオフィシャルトレーナー)は2010年6月末に制度終了し、MCT(マイクロソフト認定トレーナー)へ統合された
- 現在はMCT(Microsoft Certified Trainer)が正式名称であり、MOTとMCTはほぼ同義で語られることが多い
- マイクロソフト株式会社が運営・管理する民間資格で、日本独自の名称としてMOTと呼ばれていた
- MCTはマイクロソフトテクノロジーの技術力と指導スキルの両方を証明するプロフェッショナル資格
- 資格取得に試験は存在せず、要件を満たして申請・審査を通過する認定制度
MCT認定に必要な前提資格の一覧と選び方
- MCSA・MCSE・MCSD・MCSM・MCM・MCA・MCPDなどのマイクロソフト認定資格が前提要件に含まれる
- Microsoft Dynamics系(AX・CRM・GP・NAV・SL)の認定資格も前提要件として認められる
- Officeスキル系ではMicrosoft Office Master Specialist(2007/2010/2013)、Excel Expert、Word Expertが対象
- 取得済みの前提資格が申請時点で有効であること(失効していると申請不可)が条件
- どの前提資格を選ぶかは、自分が担当したいトレーニング領域に合わせて決めるのが実践的
MOT(MCT)認定が要求する指導スキルの証明方法
- CompTIA CTT+(Certified Technical Trainer)の認定資格を取得して提出する方法がある
- IT分野に限らず他分野も含む1年以上のインストラクター経験の証明書でも認められる
- マイクロソフトが承認したTrain the Trainerコースの受講証明書を提出する方法もある
- 3つの証明方法のうちいずれか1つを満たせば申請可能
- コミュニケーション能力やクラスルームマネジメントの実績が問われるため、実務経験があると証明しやすい
MCT新規認定の申請手順と年会費の内訳
- 申請ステップは、前提資格の保有確認→指導スキル証明の準備→申込書への記入・送信→料金支払いの順
- MCTプログラムガイドおよび契約への同意が申請条件のひとつ
- 新規MCT年会費はIT Pro区分で約110,020円、IW(インフォメーションワーカー)区分で約55,010円
- 新規MCT Alumni(アルムナイ)は約10,824円と低額だが、活動範囲が制限される
- 受験料は存在せず、支払うのはあくまで年間メンバーシップ費用
- 認定されると公式トレーニング教材・試験・書籍等のマイクロソフト製品への大幅割引が受けられる
MCT資格の更新条件と維持に必要な活動実績
- 更新には前提のマイクロソフト認定資格を引き続き有効な状態で保持していることが必須
- 年間に最低1クラス以上のトレーニングを実施し、MTM(マイクロソフトトレーニングマーケットプレイス)上で受講者アンケートを取得することが条件
- 受講者アンケートの平均スコアが7以上(10点満点)を維持する必要がある
- 更新年会費はIT Pro約88,375円、IW約44,200円と新規より低額
- 活動実績が不足すると更新が認められず失効するため、継続的なトレーニング活動が前提
MCT取得に向けた学習方法と活用できるリソース
- 前提資格の学習には市販テキストを使った独学のほか、専門学校や資格スクールの活用も一般的
- マイクロソフト認定トレーニングパートナー(Microsoft CPLS)が運営するマイクロソフトユニバーシティ(MSU)の認定コース受講が最も確実とされる
- MSUでは認定トレーナーによる講義と実習でスキルアップが可能
- MOS(Microsoft Office Specialist)のExpert・Masterレベルを前提資格として取得する場合は、公式テキストと模擬試験プログラムを繰り返す学習が有効
- 指導スキルの証明にCTT+を選ぶ場合は、別途CTT+の試験準備が必要になる
MCT(MOT)取得後のキャリアと収入の目安
- 企業内研修講師、ITアカデミーのインストラクター、高校・大学での指導など活躍の場は幅広い
- 正社員の月収は20〜30万円程度、年収は300〜400万円が目安とされる
- アルバイト・パートの時給は900〜1,500円程度が一般的
- フリーランスとして大学・専門学校の非常勤講師や自治体の市民講座で活動することも可能
- パソコン利用者増加とソフトウェアの複雑化に伴い、トレーナー需要は高まっているとされる
- WindowsとOfficeという主力製品を持つマイクロソフトの公認資格であるため、PC業界での信用度が高い
前提資格としてMOSを取得する際の勉強スケジュールと合格基準
- MOS(365&2019)のExcel・Wordの合計学習時間の実績として約33時間という事例がある
- テキスト通読フェーズ(約20日)→模擬試験フェーズ(約2週間)という2段階の学習構成が有効
- 合格基準の目安は1,000点満点中700点だが、模擬試験では9割以上を目指すと安全圏に入りやすい
- 章末の確認問題で間違えた箇所は数日後に再挑戦する繰り返し学習が定着に効果的
- WordはExcelに比べてプロジェクト数が多く難易度が高い傾向があるため、配分上の注意が必要
- 試験中は問題文を必ず最後まで読み、指示された操作だけを行うことで余計な失点を防げる
📖 主な出典:
基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
広告枠(インアーティクル)
関連資格・比較
📌 掲載情報について:
本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず文部科学省認定・各MOT認定大学院の公式サイトで最新情報をご確認ください。
最終更新: 2026年4月12日