保険医は、医師または歯科医師が公的医療保険による診療を行うために必要な登録です。医師・歯科医師免許を取得しても、保険医登録が自動で完了するわけではありません。初めて保険診療に従事するときは、あらかじめ登録手続きを確認します。
免許・個人登録・医療機関の指定は別
医師・歯科医師の免許は医業・歯科医業に関する資格で、保険医は公的医療保険の診療に関わる登録です。さらに、保険医療機関としての指定は医療機関側の手続きです。勤務先が指定を受けていても、そこで働く個人の保険医登録まで済んでいるとは限りません。
勤務医として初めて働く場合と開業する場合では、確認する手続きの範囲が異なります。開業の準備では、個人の登録と医療機関の指定を別々の項目として管理してください。
申請先・書類・手数料
地方厚生局の案内では、主に勤務する保険医療機関の所在地を管轄する事務所等が相談窓口です。登録申請書と、医師・歯科医師免許証の写しなどを提出します。免許証がまだ発行されていない場合は登録済証明書の写しを使えると案内されています。
中国四国厚生局の手続案内では登録申請の手数料はありません。書面による申請には番号確認・身元確認書類も関わるため、申請先の最新様式と添付書類一覧を確認します。試験日が年2回ある仕組みではなく、保険診療を始める時期に間に合うよう登録日や処理の見通しを窓口へ確認する手続きです。
マイナポータルと書面の手続き
新規登録はマイナポータルから申請できます。2026年8月31日更新の関東信越厚生局の案内では、死亡・失そう届を除く各種手続きのオンライン化が示され、書面による申請も引き続き可能です。
既に登録している人がオンラインで変更手続きを行う場合には、登録情報との紐付けが必要です。初回の登録、登録後の変更、勤務先医療機関側の届出を混同せず、該当する手続きを選びます。
初めての勤務前に確認すること
当サイトの提案:勤務開始日、免許証または登録済証明書の準備状況、保険医登録の申請先、勤務先への報告方法を一覧にしましょう。病院が手続きを支援する場合も、本人が登録状況を確認できるようにしておくと安心です。登録後は勤務先での研修や公式通知を通じて、保険診療のルールと記録の取扱いを学ぶ必要があります。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。