試験の位置づけ
Access®ビジネスデータベース技能認定試験は、株式会社サーティファイのソフトウェア活用能力認定委員会が主催・認定する民間の検定です。サーティファイの沿革では、1996年に始まった試験とされています。目的は、Microsoft Accessを使ったデータベースシステムの構築技能と、データベースに関するビジネス実務能力を認定することです。
2026年3月31日時点の累計受験者数は99,221名、2025年度の平均合格率は86.1%と公表されています。1級と2級は、特定非営利活動法人実務能力認定機構(ACPA)の検定試験認証を取得していると試験概要に記載されています。
級ごとの認定基準と試験時間
3級は、Accessで簡単なデータベースを作成でき、パソコンとデータベースの基礎的な技能を持つレベルです。2級は通常のデータベース処理ができるレベル、1級はビジネス帳票を含めた高度なデータベース処理で業務を効率化できるレベルです。受験対象の目安は、3級・2級が専門学校・大学生と社会人、1級は社会人とされていて、高校生や中学生は目安に挙がっていません。
| 級 | 知識試験 | 実技試験 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|
| 1級 | 15分 | 120分 | 8,600円 |
| 2級 | 15分 | 90分 | 7,500円 |
| 3級 | なし | 90分 | 6,400円 |
出題形式
知識試験は1・2級だけで、データベースとAccessに関する知識を、試験実施プログラム上の選択問題15問で問います。実技試験は、パソコン上に表示される問題文のテーマと指示に従って、accdb形式のデータベースファイルを1つ構築し、保存して提出する形式です。3級でも実技の時間は90分で、2級と同じ長さです。
合格基準は、1・2級が知識と実技の合計で得点率70%以上、3級は実技で70%以上です。出題範囲は2013から2024までのバージョンごとに公開されています。推奨OSはWindows11で、Macには対応していません。合格者にはデジタルバッジとデジタル認定証明書が発行され、設問ごとの正答状況や配点は公開されていません。
受験方法は随時試験
試験概要では、受験形態は随時試験会場での会場受験とされていて、在宅で受ける公開試験の案内はありません。個人の申込は次の順で進みます。
- 「資格受付オンライン」でアカウントを無料登録する
- 随時試験会場検索で、希望のバージョンと地域に対応した会場を探す
- 会場で受験日を調整し、受験料を会場に支払う
- 会場で受け取った会場コードと試験IDを「資格受付オンライン」に入力して受験申込をする
- 試験後1か月以内をめどに、マイページで合否を確認する
公式ページには、バージョンや都道府県によっては会場がない場合があり、その際はバージョンの変更や近隣県での受験を検討するよう書かれています。
会場で申請と支払いを済ませると、会場の試験実施担当者が「試験申込の確定」を行い、その後マイページで受験票を見られるようになります。当日は身分証のほか、会場から指定された持ち物を用意します。随時試験の申込は、全国621会場(2021年1月時点)で受け付けていると公式ページに書かれています。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:この試験は会場が見つからないと受けられないので、学習を始める前に随時試験会場検索で、自分の使うAccessのバージョンで受けられる会場があるかを確認してください。会場が決まったら、受験日と支払い方法を会場に問い合わせ、そこから逆算して学習期間を決めます。そのうえで出題範囲の表を見て、自分が触ったことのない機能を先に練習しておくと、1題を通して作る実技に対応しやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。