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資格・講習・登録制度の解説

Illustratorクリエイター能力認定試験

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 5項目

試験の位置づけ

Illustrator®クリエイター能力認定試験は、株式会社サーティファイのソフトウェア活用能力認定委員会が主催・認定する民間の検定です。Adobe Illustratorを使って、DTPファイルやWebデザインのパーツを作る力と、問題の指示に従って1つの作品を仕上げる表現力を認定します。試験の目的は、提示されたテーマと素材から、仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定することとされています。

2026年3月31日時点の累計受験者数は120,897名、2025年度の平均合格率は72.1%と公表されています。

スタンダードとエキスパート

スタンダードは、作業指示書に基づいて指示どおりの作業を正確に行えるレベルです。エキスパートは、クライアントのニーズに合わせて創造性の高いコンテンツを作れるレベルで、DTPやWebデザインの基本的な知識も求められます。

級種 第1部 第2部(実践) 受験料(税込)
エキスパート 知識・実技 50分 作品制作 90分 9,100円
スタンダード 実技 40分 作品制作 90分 8,100円

第1部の実技では、テーマ別の大問(スタンダードは7〜9問程度、エキスパートは4〜6問程度)で、DTPファイルやWebデザインパーツを作成します。エキスパートの第1部には、IllustratorとDTP・Webデザインに関する多肢選択式の知識問題も入ります。第2部は1つのテーマに沿った作品制作です。合格には、第1部の得点率65%以上と、第2部の実践問題の得点率70%以上の両方が必要です。片方だけ高得点でも合格にならない点に注意してください。

出題範囲の表には、ファイル形式を指定した保存、ドキュメント設定、プリント設定、塗りと線、図形やブラシによる描画、オブジェクトの選択などが並び、項目ごとにスタンダードとエキスパートのどちらで出るかが示されています。

2026年度の公開試験

個人は、全国の認定会場で受ける随時試験か、サーティファイが日程を決める公開試験を選べます。公開試験はリモートWebテストによる在宅受験で、近くに会場がない人や海外在住の人も受けられます。

回 試験日 申込期間 結果発表
第9回 2026年7月5日 受付終了 2026年7月29日
第10回 2027年1月24日 2026年11月10日〜2027年1月10日 2027年2月17日

スタンダードは10時から12時、エキスパートは13時から15時の間に開始し、第1部と第2部の間に最大10分の休憩を取れます。同じ日に両方を受けることもできます。対応するのはWindows11(23H2以降)とmacOS 14から26で、Illustratorのバージョンは2026(30.x)と2025(29.x)です。試験までにAdobe Fontsで小塚明朝と小塚ゴシックの指定フォントを全ウェイト有効にしておく必要があります。

サーティファイは2021年にリモートWebテストを始めました。2台のカメラと4つのAIで不正を監視する仕組みと説明されています。受験者が用意するのは、インターネット環境、受験用のパソコン、スマートフォンとスマートフォンスタンド、静かな個室です。試験ではRTF形式のファイルを使うので、Windows11で編集ソフトが入っていない場合はエクスプローラーのプレビューで内容を見るよう案内されています。合否は試験日から1か月後をめどに通知されます。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:まず公式サイトのサンプル問題をダウンロードし、第2部の作品制作を90分で仕上げられるかを試してください。第1部と第2部の両方に基準点があるので、操作問題だけでなく1つの作品をまとめる練習も欠かせません。公開試験を受けるなら、申込前に自分のIllustratorが2025か2026のバージョンか、指定フォントを有効にできるかを確認します。古いバージョンを使っている場合は、随時試験の会場検索でバージョンを指定して会場を探してください。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

サーティファイ:Illustrator®クリエイター能力認定試験 試験概要

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マサキ
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