検定の目的と位置づけ
ネットマーケティング検定は、自社と市場との関係を作るために必要なインターネット・マーケティング全般の基本知識と方法論を測る試験です。主催はサーティファイのWeb利用・技術認定委員会で、民間の検定にあたります。会社の沿革によると、検定は2012年に始まりました。累計受験者数は13,973名(2026年3月31日時点)です。
認定基準には、企業のWeb担当者に求められるファシリテート能力、Webの知識や技術、ネットマーケティングの知識、経営戦略と連動したWebブランディング能力が挙げられています。出題範囲には制作会社などへの外注管理も入っており、Web施策を社内で取りまとめる担当者を想定した構成です。
出題形式と合格基準
問題数は40問で、内訳は基本問題30問と事例問題10問です。すべて4択で、試験時間は80分、得点率70%以上で合格です。2025年度の平均合格率は58.5%と公表されています。公式が示す学習時間の目安は15時間です。
事例問題は、ある企業の状況を読んで適切な対応を選ぶ形式です。公式サイトのサンプル問題では、オンラインゲームの広告効果が上がらない企業を題材に、アクセス解析の結果からどの対応が正しいかを選ばせています。ビーコン型、サーバーログ型、パケットキャプチャ型といった解析方式の違いや、KPIに具体的な目標値を定める考え方まで解説で扱われており、用語の暗記だけでは選びにくい作りです。
この検定は、特定非営利活動法人実務能力認定機構(ACPA)の検定試験認証を取得しています。受験者数は2023年に10,000人を超えたと案内されています。
出題範囲は総論と各論に分かれます。総論は媒体別や地域別のマーケティング理論、インターネットと検索エンジンの構造、プログラミングの基礎、情報セキュリティ対策です。各論ではリサーチ、SEMやSEOなどの検索エンジン対策、イメージ戦略、インターネット広告の種類、EC販売、アクセスログ解析と評価指標を扱います。さらに外注管理、ソーシャルメディアポリシーやプライバシーポリシー、知的財産、不正アクセス防止法、個人情報保護法、景品表示法などの関連法規も含まれます。
2026年度の試験日程
| 回 | 試験日 | 申込期間 | 結果発表 |
|---|---|---|---|
| 第32回 | 2026年8月2日 | 受付終了 | 2026年8月27日 |
| 第33回 | 2026年11月8日 | 2026年8月25日〜11月1日 | 2026年11月25日 |
| 第34回 | 2027年2月14日 | 2026年12月1日〜2027年2月7日 | 2027年3月3日 |
全国一斉試験は、試験日の13時から15時の間に自分で試験を始めます。会場はなく、リモートWebテストによる在宅・在社受験です。インターネット接続、パソコンかタブレット、スマートフォンとスタンド、静かな個室が必要です。受験料は6,700円(税込)です。同じ試験を再受験する場合は、前回の合否結果を受け取ってから申し込むよう案内されています。
団体受験という方法
学校や企業は団体受験を利用でき、各団体が都合のよい日時を決めて実施します。団体受験ではリモートWebテストのほか、問題冊子とマークシートによる筆記試験も選べます。申込締切はリモートWebテストが試験日の1週間前、マークシート形式が2週間前です。勤務先で研修に使う場合は、個人申込より団体受験のほうが日程を合わせやすくなります。
申込前の確認
当サイトの提案:11月8日の第33回を受けるなら、11月1日の締切までに資格受付ONLINEのアカウント作成と支払いを済ませてください。その前に公式サイトのサンプル問題を1問解き、事例問題の読み方に慣れておくと、自分に足りない分野が見えてきます。法規の範囲は業務経験だけでは補いにくいので、個人情報保護法と景品表示法の要点を先に整理しておくのがおすすめです。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。