JJRU公認インストラクターとはどんな資格か
JJRU公認インストラクターは、一般財団法人日本ジャンプロープ連合が認定する民間資格です。JJRUは公式サイトで、この資格を「安全に楽しくジャンプロープを行ってもらうための基本知識」を身につけた人に与えるものと説明しています。学校行事や子ども会の講習会に講師を派遣してほしいという依頼が地方からも増えており、各地で指導できる人を増やすことが制度の目的とされています。
種別はシングルロープインストラクター、ダブルダッチPERSONALインストラクター、ダブルダッチTEAMインストラクターの3つです。2026年度の開催概要では、どの種別も教育現場や初心者への指導を中心に担う人と位置づけられています。TEAMはチーム全員が必要な知識と技能を持つことを前提とした種別で、3人以上で構成し、原則として全員で受験します。
開催概要は、インストラクターに求める姿として4点を挙げています。学習者の緊張に配慮した言葉づかいができること、場面に応じて態度や服装を使い分けられること、学習者の技術に合わせて基礎から応用まで段階的に教えられること、練習環境や服装、準備運動などの危険を管理できることです。
以前の記事には漁業法や遊漁船業法などの法規が出題されるという記述がありましたが、これは釣りに関する別の資格の内容と混同したものと考えられます。JJRUの公式資料に法規科目の記載はなく、受験者数や活動人数の数字も確認できなかったため削除しました。
受験資格と2026年度の試験日程
2026年度の開催概要が定める受験資格は、満18歳以上でジャンプロープの経験が1年以上あることです。そのうえで、大学生、教育従事者、学童クラブ職員などジャンプロープの指導方法を身につけたい人、普及活動に積極的に取り組みたい人、公認インストラクターにふさわしい姿勢で活動できる人が対象とされています。
申込みにはJJRUの有料会員であることが条件です。会員でない人は申込みができないため、先に会員登録を済ませる必要があります。「JJRU公認インストラクター資格試験受験規約」への同意も求められます。当日にけがや病気で受験に支障があるとJJRUが判断した場合は受験できません。
2026年度の関東地区試験は6月14日に東京都大田区の小学校で行われ、申込期間は4月6日から4月22日まででした。この回はすでに終わっています。シングルロープインストラクターの試験は関東地区だけで実施されます。関西地区は12月以降の実施予定とされ、2026年10月4日時点の公式ページには具体的な日程が載っていません。関西地区で受験できるのはダブルダッチの種別になると読み取れます。
申込みは会員向けシステム「JJRUシクミネット」のイベント申込みから行います。TEAMで受験する場合も1人ずつ手続きします。受験料は申込みとは別に銀行振込で支払い、振込後は原則として返金されません。
試験の内容
試験は講義と実技試験で構成されます。講義は全種別共通で、ジャンプロープの歴史と現状、各種大会と競技種目、インストラクターとしての心得、応急救護の3項目です。
シングルロープの実技は競技種目試験と指導力テストに分かれます。競技種目試験では、ビニールロープを使った30秒間のスピード跳び、連続三重とびと連続はやぶさとびの回数、1〜2分以内のパフォーマンスを審査します。スピードは右足が床に着いた瞬間を1回と数え、フライングスタートは減点です。連続技は2回の挑戦のうち多いほうの記録で審査します。パフォーマンスは児童に見せることを想定した演技で、多重系、リリース・ラップ、アクロバット・パワーの3要素を入れることが条件です。音源はMP3形式で事前に提出します。
指導力テストでは、前とび、あやとび、二重とびから1種目を選び、指導法を実演します。対象は自分で前とびができる小学3年生2〜5名という想定です。受験者は50分の指導を想定した指導案をJJRU指定の用紙で作り、PDFで事前に提出します。当日は指導案に沿って約15分間の実演を行い、お手本の実演は必須です。2026年度関東地区では指導案と音源の提出期日が5月28日でした。審査基準と参考用の指導案はJJRUの資格試験ページで公開されています。
受験料・登録料と資格の更新
2026年度の受験料は税込で次のとおりです。
| 種別 | 受験料 | 合格後の登録料 |
|---|---|---|
| シングルロープインストラクター | 10,000円 | 5,000円 |
| ダブルダッチPERSONALインストラクター | 10,000円 | 5,000円 |
| ダブルダッチTEAMインストラクター | 1人15,000円 | 1人10,000円 |
2種目を同時に受ける場合は、シングルロープとPERSONALの組み合わせが20,000円、シングルロープとTEAMの組み合わせが1人25,000円です。
合格後はインストラクター登録が必要で、登録の有効期間は3年間です。有効期間中も毎年JJRU会員登録の更新手続きをします。合格者には認定書が発行され、公認インストラクターのポロシャツと教本データが授与されます。教育現場への講師派遣の優先、インストラクター向けスキルアップ講習会への参加、公式サイトでの指導スクール紹介も案内されています。
資格の更新は、JJRUからメールで届く更新講習動画を視聴し、専用レポートを期日までに提出する方式です。2026年度の更新料は全資格一律で1人3,000円でした。有効期限が2026年6月30日までの人はすでに手続き期間が終わっており、2026年12月31日までの人には11月以降に案内が出る予定です。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:まずJJRUの有料会員になっているかを確認し、会員でなければ登録を済ませてください。次に資格試験ページで自分が受けたい種別の試験概要と審査基準を読み、関東地区だけで行われるシングルロープか、関西地区でも受けられるダブルダッチかを決めます。そのうえで、指導案を一度実際に書いてみて、15分間の実演を身近な子どもや仲間に向けて練習しておくと準備の抜けが見つかります。2027年度の日程は例年どおり春に公表されるとは限らないため、公式ページの更新を定期的に確認してください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。