この記事で扱うコード検定試験
「コード検定試験」は、一般社団法人演奏コーディネーター協会が実施する音楽の検定です。ここでいうコードは和音のことで、プログラムのコードとは関係ありません。以前のこの記事は、生成AIやシラバス改訂、プログラミング未経験者の学習時間など、別分野の試験を前提にした内容になっていたため、全面的に書き直しました。
協会の資格試験案内では、この検定を「コードを理解し 演奏技術のスキルアップを目指す方」向けと説明しています。協会は葬儀や結婚式で生演奏をする奏者の育成に取り組んでおり、講座の案内でも、楽譜に縛られずに場面に合わせて演奏する方法としてコード奏法を教えています。
2026年の実施要項
| 項目 | 2026年7月実施分の内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年7月26日(日) |
| 会場 | MUSIC JOY 茗荷谷(東京都文京区大塚) |
| 受験料 | 11,000円(税込) |
| 締切 | 7月13日(月) |
| 所要時間 | 約60分 |
| 実技の使用楽器 | ピアノ、エレクトーン |
この回は終了しており、要項では次回を2026年11月29日に予定しています。締切や会場は回ごとに要項で示されるので、11月の回の要項が出たら確認してください。
級ごとの試験内容
| 級 | 試験の内容 |
|---|---|
| 初級 | ♯・♭が2つまでの調のベーシックコードについての筆記と、コードの音を弾く実技 |
| 中級 | ♯・♭が4つまでの調についての筆記、和音聴音、コードの音を弾く実技。maj7、m7♭5、aug、dimを含む |
| 上級 | 全調のすべてのコードについての筆記、和音聴音、コードの音を弾く実技。テンションを含む |
初級は筆記と実技の2種類で、中級からは聞いた和音を答える聴音が加わります。中級ではメジャーセブンス、マイナーセブンス・フラットファイブ、オーギュメント、ディミニッシュといった和音も範囲に入り、上級ではテンションを含む全調のコードが対象になります。
協会の公開資料には、合否の基準点や合格率、合格証の形式は載っていません。受験前に気になる場合は協会に確認してください。
学習の範囲を考えるときは、協会のコード奏法講座の理論のカリキュラムが目安になります。講座は1回目のメジャー・マイナー・セブンスから始まり、コードの法則と転回形、分散和音と順次進行、終止形とツーファイブ、循環コードのアレンジ(クリシェ)へと進みます。演奏の課題は童謡・唱歌、クラシック、民謡、演歌、歌謡曲と回ごとにジャンルを変えており、式典で求められる曲を幅広くコード譜で弾けるようにする構成です。
講座と他の検定との関係
協会は6か月のコード奏法講座を開いており、♯・♭が2個までの長調・短調の主要コードを習得する内容で、最終回に検定曲のチェックがあります。よくある質問では、講座を受講せずに試験だけを受けることもできると書かれています。また、協会の上級指導講座の案内には、施行件数が足りない人でもBGM検定試験とコード検定試験の両方で中級を取得していれば受講対象になるとあります。コード検定試験の中級は、協会内で講師を目指す際の条件の一部になっています。
受験を考える人へ
当サイトの提案:どの級を受けるか迷う場合は、♯・♭が2つまでの調で、各調の主要な三和音とセブンスを鍵盤ですぐ押さえられるかを試してください。迷わず弾けるなら中級の範囲(♯・♭4つまでとmaj7、m7♭5、aug、dim)に進み、ピアノやエレクトーンで和音を鳴らして名前を当てる練習を加えると、聴音の準備になります。申し込む前に、11月29日の回の要項で締切と会場を確かめてください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。