天文宇宙検定の概要
天文宇宙検定は、一般社団法人天文宇宙教育振興協会が主催し、天文宇宙検定委員会と株式会社恒星社厚生閣が協力している検定です。公式サイトでは、知識の有無を測るだけでなく、楽しく広がりを持ち、考えることを通じて行動のきっかけをつくる検定を目指すと説明しています。合格によって天文関係の仕事に就くための法的な資格が得られるものではなく、学習の到達度を確かめる民間の検定です。
4つの級と出題内容
| 級 | 称号 | 想定レベル | 出題数 | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 4級 | 星博士ジュニア | 小学生が学ぶ程度の天文学知識 | 40問 | 100点満点中60点以上 |
| 3級 | 星空博士 | 中学生で学ぶ程度。星座や暦などの教養 | 60問 | 100点満点中60点以上 |
| 2級 | 銀河博士 | 高校生が学ぶ程度。天文学の歴史や時事問題 | 60問 | 100点満点中70点以上 |
| 1級 | 天文宇宙博士 | 理工系大学で学ぶ程度。天文関連の時事や教養 | 40問 | 100点満点中70点以上 |
出題形式はすべてマークシートによる4者択一で、試験時間は各級50分です。1級で60点から69点を取った人は準1級に認定されます。公式テキストや問題集は公式サイトの案内ページで紹介されており、誤植の訂正も正誤表として公開されています。公式サイトのお知らせ欄には、公式テキスト、公式問題集、1級公式参考書『極・宇宙を解く』それぞれの誤植情報が掲載されているため、手元の版と照らし合わせてから学習を始めると、誤った記述をそのまま覚えずに済みます。
各級には「星博士ジュニア」「天文宇宙博士」などの名称が付いています。試験の内容は、4級が天体観察や宇宙の基礎知識、3級が星座や暦の教養、2級が天文学の歴史や時事問題、1級が天文関連の時事や教養まで含む専門的な知識というように、段階的に広がっていきます。
受験資格と1級の条件
受験資格は「天文学を愛する方すべて」とされ、年齢や学歴の制限はありません。4級から順に受ける必要もなく、2級から受験することもできます。一方で1級だけは2級合格者に限られています。1級には併願割引がなく、団体受験の割引も適用されません。
第22回の日程と受験料
第22回は2026年11月15日に実施されます。開始時刻は4級が11時10分、3級が13時10分、2級と1級が15時10分です。2級と1級は同じ時間帯なので同じ回に両方は受けられませんが、4級・3級・2級は時間帯が分かれているため併願できます。会場は札幌、仙台、高崎、東京、名古屋、大阪、岡山(弥高山公園)、広島、高松、福岡、名護の11か所で、会場ごとに定員があります。受験票は10月28日に発送され、結果通知は2027年1月中旬の予定です。
| 区分 | 受験料(税込) |
|---|---|
| 4級 | 4,400円 |
| 3級 | 5,000円 |
| 2級 | 6,200円 |
| 1級 | 6,700円 |
| 4・3・2級併願 | 14,000円 |
| 4・3級併願 | 8,460円 |
| 3・2級併願 | 10,000円 |
2名以上の団体受験には級ごとの団体料金があります。会場受験の申込締切は10月6日で、団体受験は当初の10月1日から10月6日まで延長されました。個人のインターネット申込はオフィシャルショップでクレジットカードかコンビニ払いを選び、郵便局からは専用の払込取扱票で申し込みます。
オンライン受験の条件
オンライン受験は、会場試験と同じ日・同じ時刻に、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンで受ける方式です。対象は4級・3級・2級で、1級は会場でしか受けられません。利用できるのは試験当日に小学生以上の人で、日本国内からの受験に限られます。顔認証のためWebカメラが必要で、OSとブラウザの対応範囲も決められています。第22回のオンライン受験の申込は、確認日時点ですでに締め切られています。
受験準備の進め方
当サイトの提案:1級を目指す場合は2級合格が前提になるため、まず2級の合格を先に確保する計画を立ててください。級を選ぶときは公式サイトの出題範囲の説明を読み、自分の知識が小学校・中学校・高校のどの段階に近いかで判断すると無理がありません。会場受験を希望する人は、近くの会場に定員の余裕があるかを申込時に確認し、締切日の10月6日より前に手続きを済ませておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。