TAO心理カウンセリング学院について確認できたこと
TAO心理カウンセリング学院は、心理カウンセラーの養成講座を開いている民間の学院です。学院の名前で運営されているブログ「TAO心理カウンセラーの道」は、心理カウンセラーになりたい人、カウンセリングを受けたい人、心理学やカウンセリングに関心のある人、心や体の悩みを解決したい人に向けた情報ブログだと自ら説明しています。ブログの冒頭には、看護師に向けて心理カウンセリングを学ぶ意義を解説したコラムを、外部のサイトに寄稿したことも報告されています。
学院の公式サイトは、通信が暗号化されていない形式でのみ公開されていました。当サイトは、暗号化された接続で取得できた資料だけを根拠にしているため、公式サイトに書かれている講座の構成、費用、所在地などは、この記事の根拠として使っていません。
旧版の記事から取り下げた内容
旧版の記事は、心理カウンセラー養成科の初級から実践までのコース構成、初級テキスト5冊の金額、入学金の免除条件、テキストの各巻の内容などを細かく書いていました。いずれも今回の方法で裏付けを取れなかったため、金額を含めてすべて削除しました。料金や教材の内容は改定されることがあるため、受講を考えている人は、申込の時点で学院から最新の案内を受け取って確認してください。
旧版にあった認知行動療法や発達心理学、箱庭療法などの説明も、一般的な心理学の解説で、この学院の講座内容として確認できたものではありません。
国家資格の公認心理師との違い
心理に関する支援を仕事にする国家資格として、公認心理師があります。厚生労働省によると、公認心理師は公認心理師登録簿への登録を受け、その名称を用いて、保健医療、福祉、教育などの分野で、心理状態の観察と分析、本人や関係者への相談・助言・指導、心の健康についての教育や情報提供を行う者です。受験資格を得るルートは7つあり、試験の詳細は指定試験機関の公認心理師試験研修センターが案内しています。
TAO心理カウンセリング学院の講座を修了して受け取る認定証は、学院が独自に出すものです。国の登録とは関係がないため、公認心理師の受験資格にはなりません。学院の講座は、心理学の基礎を学ぶ場や、今の仕事に相談の技法を取り入れる目的で使うと考えると、期待とのずれが少なくなります。
申し込む前に確かめること
学院の案内を受け取る前に、何を目的に学ぶのかを決めておくと、必要なコースの範囲や費用を比べやすくなります。
当サイトの提案:学院に資料を請求するときは、コースごとの受講料と教材費の内訳、通学と通信で修了の条件が違うか、修了時に出る認定証の名称と発行者を書面で確認してください。次に、上位コースへ進む場合の追加費用と、受講期間の上限を聞いておきます。心理職として医療機関や学校で働きたい人は、求人で公認心理師が求められているかを先に調べ、必要であれば公認心理師の7つの受験ルートのどれに当てはまるかを確認することをおすすめします。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。