CE受入側保安責任者講習の対象
高圧ガス保安協会(KHK)のCE受入側保安責任者講習は、CE(コールド・エバポレータ)で液化酸素等を受け入れる事業所で保安責任者となる人のうち、講習によってその資格を得たい人を対象にしています。KHKは講習の根拠として、経済産業省の内規「高圧ガス保安法及び関係政省令の運用及び解釈について」を挙げています。
この講習は、講習を受けて検定試験に合格することで受入側の保安責任者になるための資格を得る仕組みです。自分の事業所でこの講習の修了者が必要かどうかは設備の内容によって変わるため、事業所の高圧ガス担当者や所管の窓口で確認してから申し込むのが確実です。
講習内容と検定試験
講習は2日間で、講義が6時間、実習が3時間です。講義では法令、CE受入施設に必要な学識、保安管理技術を学び、実習では見学や実習を行います。検定試験は筆記だけで、実技検定はありません。出題は講義と同じ法令、CE受入施設に必要な学識、保安管理技術の3分野です。
講習で使うテキストは「高圧ガス保安法令(抄)」と「コールド・エバポレータ取扱いハンドブック」で、受講の申込とは別に購入する必要があります。受講受検料にテキスト代は含まれていません。
受講受検料
受講受検料は課税対象で、一般が34,500円、会員が22,700円です。ここでいう会員は、KHK会員か講習を実施する団体の会員を指します。料金は令和7年4月1日に改定されており、それより前の料金表をもとにした情報は使えません。
2026年度の開催予定
KHKの講習案内では、年1回、全国8か所程度で開催するとされています。令和8年度の講習予定表(2026年8月20日版)に載っている日程は次のとおりで、東京・愛知・大阪は年度内に2回組まれています。
| 会場 | 日程 | 実施 |
|---|---|---|
| 北海道 | 9月29日〜30日 | KHK本部 |
| 宮城県 | 10月15日〜16日 | KHK本部 |
| 東京都 | 6月25日〜26日、11月26日〜27日(予定) | KHK本部 |
| 愛知県 | 6月10日〜11日、10月7日〜8日 | KHK中部支部 |
| 大阪府 | 7月13日〜14日、10月7日〜8日 | KHK近畿支部 |
| 広島県 | 10月14日〜15日 | KHK中国支部 |
| 香川県 | 10月6日〜7日 | KHK中国支部 |
| 熊本県 | 10月21日〜22日 | 熊本県高圧ガス保安協会 |
申込は、講習を実施するKHK本部・支部などへ問い合わせて行います。10月開催分は申込を締め切っている可能性があるため、空きの有無を直接確認してください。
申込方法と関連講習との違い
KHKのサイトには、CE受入側保安責任者講習の参加申込ページと、北海道会場、宮城会場、東京会場の参加申込みフォームが用意されています。近畿支部の会場は支部専用の申込みフォームから申し込みます。中部支部と中国支部、熊本県の会場は、それぞれの実施団体に問い合わせて手続きを確認します。
同じ講習予定表には、1日間のCE保安講習と特殊材料ガス保安講習も載っています。CE受入側保安責任者講習は2日間で筆記検定がある講習なので、申込時に講習名を取り違えないよう注意してください。
受講前の準備
当サイトの提案:まず事業所の設備がCE受入側の保安責任者を必要とする施設に当たるかを、社内の高圧ガス担当者と確認してください。次に、会社がKHK会員か講習実施団体の会員かを調べると、受講受検料が一般と会員のどちらになるかが分かります。そのうえで、最寄り会場の実施本部・支部に申込状況を問い合わせ、2冊のテキストを講習日までに用意する順番が確実です。2026年度の東京会場の11月日程はまだ予定の段階なので、確定を待ってから出張の手配をしてください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。