コールドエバポレータ受入側保安責任者

国家資格 難易度 ★★

コールドエバポレータ受入側保安責任者は、液化酸素・液化窒素・液化アルゴンなどの液化ガスをローリー車から受け入れる際の安全管理を担う、高圧ガス保安法に基づく資格です。取得には所定の講習受講と修了確認が必要で、勉強時間の目安は20時間程度とされています。工場・病院・研究施設など液化ガス設備を保有する事業所で選任が義務付けられるため、業務上の必要性から取得するケースがほとんどです。

合格率
勉強時間 目安
20h
受験料
想定年収 目安
450
独自指標 / コスパ指数 ※当サイト独自試算
55
収入A
難易度A
受験料B
算出: 想定年収÷勉強時間÷受験料の独自スコア

コールドエバポレータ受入側保安責任者とは?資格の概要

資格区分国家資格
主管高圧ガス保安協会(KHK)等
試験日随時(講習日程による)
受験資格コールドエバポレータの受入業務に従事する者(事業者指定)

コールドエバポレータ受入側保安責任者とは何か・取得が求められる対象者

  • 高圧ガス保安法により、CE設置事業所は保安責任者の選任と従業員への保安教育が義務づけられている
  • 受講対象はCEによって液化酸素等を受け入れる事業所で保安責任者になる予定の方
  • 医療用酸素・工場の雰囲気ガス等、使用量が多い分野でCEは広く採用されている
  • 設備の取り扱いミスや管理不足はガス噴出・設備破裂・凍傷・窒息事故に直結する危険性がある
  • 主催は高圧ガス保安協会で、保安対策の専門知識習得を目的とした公式講習として位置づけられている

コールドエバポレータ受入側保安責任者講習の費用・開催情報まとめ

  • 受講費用:29,900円+テキスト料1,660円=合計31,560円(税込)
  • 開催頻度:年1回、全国8か所程度
  • 講習時間:2日間(学科6時間+実習約1.5時間)
  • 参考教材として「CE取り扱いハンドブック」(950円)と「高圧ガス法令」(710円)が別売
  • 従業員向けの「CE保安講習」(8,370円)とは別の資格講習であり、役割・費用ともに明確に区分されている

コールドエバポレータ受入側保安責任者講習の2日間カリキュラムと時間割

  • 1日目(学科・6時間):高圧ガス保安法令(1時間)→学識・保安管理技術①②(4時間)→筆記検定(1時間)
  • 2日目(実習・約1.5時間):ローリー充てん作業見学、CE実機見学、液体窒素実験
  • 検定は筆記のみで、実技検定は実施されない
  • 日常の運転管理・定期自主検査の方法も1日目の学科内で扱われる
  • 実習は講義会場とは異なる民間のガスセンター施設で実施され、本物の設備を使って学ぶ

コールドエバポレータ受入側保安責任者の筆記検定の出題範囲と対策ポイント

  • 検定は1日目の16:30〜17:30(学科終了直後)に実施
  • 出題範囲は高圧ガス保安法令・学識・保安管理技術の3科目
  • 筆記検定のみで実技検定は存在しない
  • 公式テキスト「CE取り扱いハンドブック」と「高圧ガス法令」が検定対策の主要教材
  • 講習当日に配布・使用した内容から出題されるため、受講中のメモ・マーキングが直接対策になる

コールドエバポレータ受入側保安責任者が学ぶ設備の構造と危険性の基礎知識

  • CEは内槽と外槽の二重殻構造(魔法瓶型)で真空断熱し、蒸発損失を最小化した大型貯槽
  • 貯蔵温度はマイナス50℃以下(液体窒素はマイナス196℃)の超低温領域
  • 取り扱い対象ガス:液化酸素・液化窒素・液化アルゴン・液化炭酸ガス・液化水素・LNG
  • 液取り作業時の低温やけど(凍傷)が最も起こりやすい事故のひとつ
  • 高圧ガスでもあるため爆発・破裂リスクもあり、保安管理の徹底が不可欠

コールドエバポレータ受入側保安責任者と従業員向けCE保安講習の違い

  • 保安責任者向け講習:受講費31,560円(税込)、2日間、筆記検定あり、保安責任者の資格取得が目的
  • 従業員向けCE保安講習:受講費8,370円(税込)、保安教育としての修了証取得が目的
  • どちらも高圧ガス保安協会が主催
  • 高圧ガス保安法上、事業所は保安責任者の選任と従業員への保安教育の両方を義務づけられており、2つは補完関係にある
  • 保安責任者を目指す場合は費用・日数ともに大きい前者の講習への申し込みが必要

合格者の声(体験パターンから)

実際に合格した学習者の体験を、典型的なパターンに整理しました。個別の属性ではなく、学習スタイル・期間・行動の類型として参照してください。

典型的な合格パターン

企業派遣・2日間集中講習型

想定プロフィール CE設備を保有する事業所に勤務し、保安責任者として選任される予定の社会人
総学習時間 9時間前後
時間配分 1日目:講義6時間+筆記検定1時間、2日目:実習・見学3時間
中心となる教材 CE取り扱いハンドブック、高圧ガス保安法令テキスト
  • 実習でタンクローリーの充てん作業を実際に見学することで、座学の法令知識が具体的な運用イメージと結びつく場合が多い
  • 超低温液化ガスを使った実験を通じて危険性を体感することが、保安管理への意識を高める定番の転機となる

学習を立て直した契機

  • 実機・充てん作業の見学 — 座学で学んだ法令や安全知識が、実際のローリー充てん作業を目の前で見ることではじめて具体的に結びつく。既にCE業務に関わっている受講者ほど、実習で改めて気づくことが多い傾向がある。

試験当日の場面と対処

  • 1日目の講義終了後に筆記検定が実施される。実技検定はなく、当日の講義内容が直接問われる構成になっている — 当日の講義を集中して聞くことが最も直接的な対策になる。事前に法令テキストを一読しておくとさらに余裕が出やすい

勉強中・試験当日のリアルな声

高圧ガスの法令テキストを開いたとき、条文ばかりで何を覚えればいいんだってなる
ローリー車の充てん作業、実際に見るとスケールが想像よりずっと大きくて見入ってしまう
液体窒素で花が粉々になる瞬間、あ、これ本当に危ないやつだってなる
1日目の講義が終わってそのまま検定に入るとき、頭の中が整理しきれないまま始まってしまう
100人超の会場で席についたとき、じわじわ緊張してくる
実技検定がないって事前に知って、正直ほっとしてしまう
CE本体を目の前にすると、テキストの断面図よりずっと大きくてびっくりしてしまう
マイナス196度の世界を体験したあと、これを日常で扱うのか…ってなってしまう
2日間の講習が終わったとき、資格が取れたというより勉強になったという気持ちが先にくる
年に1回しかない講習、申し込みがギリギリになってなんとか滑り込んでしまう
会場が2か所あって移動が必要なの、地味に当日朝からバタバタしてしまう
検定が終わったあとの実習、試験のあとのご褒美みたいでちょっと気が楽になってくる

勉強中につまずきやすいポイント

実機・充てん作業を目の前にした迫力と驚き
超低温ガスの危険性を体感したときの緊張
筆記のみの検定と知ったときの安心感
法令テキストの取っつきにくさへの圧倒感
講習修了・選任要件達成による達成感
年1回開催という希少性によるプレッシャー
📖 主な出典: (取得日: 2026年4月16日)

基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。
📌 掲載情報について: 本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず高圧ガス保安協会(KHK)等の公式サイトで最新情報をご確認ください。 最終更新: 2026年4月16日