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資格・講習・登録制度の解説

通関士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

通関士を目指す場合、試験に合格することと、通関士として通関業務に従事することを分けて考えます。試験は貿易実務の経験がない人も受験できますが、合格だけで業務上の確認手続まで済むわけではありません。

受験資格と試験科目

受験には、年齢・学歴・国籍等による制限がありません。試験では、通関業法、関税法等、通関書類の作成要領その他通関手続の実務を扱います。2026年の出題に用いる法令等の基準日は7月1日です。

貿易用語を覚えるだけでなく、誰がどの手続をするのか、課税や申告の条件がどう変わるのかを、設問の条件から判断する練習を組み合わせます。

2026年の日程と2種類の受験手数料

第60回試験は2026年10月4日です。通常の出願受付は7月21日〜8月4日で、10月1日時点では終了しています。受験予定者は税関の試験会場案内と受験票を確認してください。災害に伴う特例など個別の案内は公式の試験ページに掲載されています。

受験手数料は書面出願が3,000円、NACCSを利用する出願が2,900円です。NACCSによる申込みでも、受験票の提出等が別途必要です。「電子申込みだから書類の提出は一切不要」とは考えず、出願方法ごとの手順と納付期限を確認します。

合格基準は合格発表時に公表される

税関の受験案内は、合格基準を合格発表の際に公表し、事前には公表しないと説明しています。「各科目60%に加えて総合70%が必要」といった固定条件を、2026年の確定した基準として使うことはできません。

過去問の自己採点では、その年度に公表された基準を参考にします。ただし、それは学習状況を振り返る材料であり、次の試験の基準を保証するものではありません。合計点だけを見るのではなく、法令問題と実務問題でどこに失点が残ったか確認しましょう。

通関実務の演習で残したい計算メモ

編集部の提案は、金額・通貨・数量・単位を答案とは別の作業欄に整理する方法です。演習問題の資料から転記した時点で一度確認し、式を立てた段階でも対象の金額と単位を確認します。解答が違ったときに、制度の理解と転記・計算のどちらに原因があるか分けやすくなります。

法令の問題では、「原則」「例外」「その例外が使える条件」を一組で記録します。解説を読んで納得した問題も、数日後に条件を変えた設問で理由を説明できるか確かめてください。

合格後に必要な財務大臣の確認

合格者が通関士として通関業務に従事するには、勤務先の通関業者が申請し、それに基づく財務大臣の確認を受ける必要があります。税関の受験案内にも、試験後の手続として明記されています。

進路を検討する場合は、応募先がどのような通関業務を扱うか、未経験者の担当範囲、資格取得後の配属や確認申請の流れを確認しましょう。試験の合格証と、会社で実際に任される業務を同一視しないことが大切です。

直前期と次回受験で確認するものを分ける

すでに出願済みの人は、受験票、集合時刻、使用できる筆記用具・電卓等の条件、会場への経路を受験案内で見直します。これから準備する人は、次回の案内が公開されるまでは過去問で出題形式を把握し、新年度の法改正・出願方法を確認する予定を残しておきましょう。

参照資料と確認日

2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

税関:第60回通関士試験(令和8年)

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。