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資格・講習・登録制度の解説

小型船舶操縦士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

免許の区分と操縦できる範囲

小型船舶操縦免許は、ボート・ヨット用の一級と二級、水上オートバイ用の特殊の3区分です。一級は操縦できる水面に制限がなく、二級は平水区域と海岸から5海里(約9キロメートル)までの海域です。二級には湖や川に限る湖川小出力限定があり、5トン未満で出力15キロワット未満の船に限られます。

水上オートバイを操縦するには特殊の免許が必要で、一級・二級の免許では操縦できません。二級を18歳未満で取得した場合は5トン未満に限定され、18歳になると手続きなしで限定が解除されます。旅客船や遊漁船など人を運ぶ小型船舶の船長には、試験合格に加えて特定操縦免許に必要な講習の修了が求められます。

受験資格と身体検査

受験できる年齢は、一級が17歳9か月から、二級と特殊が15歳9か月からです。免許を受けられるのは、一級が18歳以上、二級と特殊が16歳以上です。身体検査では、両眼とも0.5以上の視力(矯正可)、夜間に船舶の灯火の色を識別できること、5メートル以上離れて普通の大きさの声を聞き分けられることなどを確認します。身体検査に合格しないと学科・実技は受けられません。

学科試験と実技試験

学科試験は「小型船舶の航行の安全に関する教則」の範囲から出題され、一級64問、二級50問、二級湖川30問、特殊40問です。一級・二級・特殊は四肢択一式、二級湖川は正誤式です。合格基準は、科目ごとに半分以上の正解、かつ合計問題数の65%以上の正解です。二級は33問以上、特殊は26問以上が必要で、一級は一般科目33問以上と上級科目10問以上の両方を満たす必要があります。上級運航Iでは三角定規・ディバイダ・製図用コンパスを各自で用意します。

実技試験は実際に船を使い、一級・二級は約1時間15分、特殊は水上オートバイで約20分です。学科または実技に合格した人が2年以内に同じ資格を再受験する場合、合格した試験は省略されます。登録小型船舶教習所の課程を修了して修了審査に合格すると、学科試験と実技試験が免除されます。

試験手数料と申請

区分 身体検査 学科 実技 合計
一級 4,250円 10,000円 21,200円 35,450円
二級 4,250円 4,850円 21,200円 30,300円
二級(湖川) 4,250円 4,250円 17,900円 26,400円
特殊 4,250円 4,400円 19,000円 27,650円

事前に病院で受けた身体検査証明書を提出すると、身体検査手数料は2,450円になります。申請は、試験開始期日の20日前から7日前までに、試験地を管轄するJMRAの窓口で行います。試験に合格した後、免許の申請は合格日から1年以内に運輸局等で行います。

受験方法の選び方

当サイトの提案:最初に、乗りたい船がボートか水上オートバイか、沿岸から5海里を超えて出るかを決め、必要な区分を選んでください。次に、国家試験を直接受けるか、登録小型船舶教習所で修了審査を受けるかを比べます。実技は船を用意する必要があるため、学科だけ独学で準備し、実技の練習先を先に確保しておくと日程を組みやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本海洋レジャー安全・振興協会:小型船舶操縦士試験について

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