印刷営業士とはどんな資格か
印刷営業士は、全日本印刷工業組合連合会(全印工連)が実施する印刷営業技能審査に合格した人に与えられる称号です。全印工連は、この制度を技能審査認定規程(昭和48年労働省告示第54号)第1条に基づく厚生労働大臣認定の技能審査と説明しています。審査は全印工連が行い、国が認定する仕組みのため、全印工連は毎年度の計画書と前年度の実施状況報告書を国に提出しています。
全印工連の技能審査には「印刷営業士認定試験」と「管理印刷営業士認定試験」の2つがあり、どちらも国家検定であるオフセット印刷技能検定に準じた公的資格と位置づけられています。実施団体は全印工連で、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)とは別の団体です。
試験で問われる内容
印刷営業士認定試験は、「印刷営業に関する知識と技能について通常有しなければならない能力の程度」を審査します。全印工連の講座・試験一覧では、試験は知識試験1時間と技能試験1.5時間の2つで構成され、合格者には合格証と携帯証が交付されるとされています。同じ一覧によると、平成30年度末までに13,461名の印刷営業士が誕生しています。
2026年度の試験日程と受験料
全印工連の令和8年度印刷営業講座の案内によると、2026年度の印刷営業技能審査認定試験は12月2日の13時から16時に、東京都中央区新富の日本印刷会館2階会議室で行われます。受験料は知識試験4,400円、技能試験8,800円(いずれも税込)で、両方を受けると13,200円です。
受験資格は印刷営業の実務経験1年以上です。東京都印刷工業組合は、企業主がその経験年数を認める人を対象としています。受験を希望する人は全印工連事務局に連絡すると、後日受験申請書が送られます。講座の受講者には、講座テキストと一緒に受験申請書が届きます。
試験前の印刷営業講座
全印工連は、試験とは別に印刷営業講座を開いています。2026年度2回目の講座はZoomによるオンライン開催で、10月28日、11月4日・5日・11日・12日の5日間です。内容は印刷営業の基本、マーケティング、グループワーク、関係法規、見積計算の実務などで、受講対象は印刷営業の実務経験1年以上の人、定員は最大30名です。
受講料は組合員20,900円、一般38,500円(税込)で、試験の受験料とは別に支払います。申込期限は2026年10月9日で、所定の申込書をFAXで全印工連事務局に送ります。全21時間のうち15時間以上出席すると修了証が交付されます。案内では、講座を受けない人も事務局に連絡すれば受験申請書を受け取れるとされています。
管理印刷営業士との関係
管理印刷営業士認定試験は、管理印刷営業に関する管理的知識と技能を審査し、合格者には厚生労働大臣認定の「管理印刷営業士」の称号が付与されます。東京都印刷工業組合の案内では、印刷営業士の取得後5年以上の実務経験、または10年以上の実務経験(うち印刷営業3年以上)が受験資格です。
当サイトの提案:2026年度に受験するなら、まず上司や総務担当に実務経験1年以上の証明を頼めるかを確認し、全印工連事務局に連絡して受験申請書を取り寄せてください。講座を受ける場合は10月9日の申込期限に間に合うよう社内の承認を先に済ませます。試験では見積や営業実務の技能も問われるため、自社で扱った見積書を見直し、用紙や加工の費用がどう積み上がるかを説明できるようにしておくと準備になります。
参照資料と確認日
2026年10月8日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。