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資格・講習・登録制度の解説

鎌倉彫技能師

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

鎌倉彫技能師と神奈川県の技能審査

神奈川県は、国の技能検定制度にない職種の技能を評価するため、技能審査を行っています。対象は伝統工芸の箱根細工と鎌倉彫の2職種です。鎌倉彫技能審査は、鎌倉彫の製作に従事する人の技能レベルを一定の基準で評価するもので、1級と2級があります。合格者には知事から合格証書が交付され、「鎌倉彫技能師」の称号が付与されます。

同じ枠組みで、より上位の「優秀鎌倉彫技能者認定」も行われています。こちらは木地の成形、彫刻、塗装を含む総合的な技能を評価し、合格者には「優秀鎌倉彫技能者」の称号が与えられます。旧記事は実施団体を推定で記載していましたが、審査を実施するのは神奈川県で、受験申込と試験会場は伝統鎌倉彫事業協同組合(鎌倉市由比ガ浜3-4-7)です。

審査の対象と方法

鎌倉彫技能審査(1級・2級)の対象は、彫刻技能と塗装技能の2つです。審査は学科試験と実技試験で行われ、実技試験の問題は事前に公表されます。優秀鎌倉彫技能者認定は、学科試験を面接で行い、実技試験は課題に沿って製作した作品で審査します。旧記事にあった学科の科目構成については、今回確認した県の資料に記載がありませんでした。

受験手数料は無料です。ただし、材料と必要な工具は受験者が用意します。

受験資格

受験資格は、鎌倉彫製作の実務経験年数を基本に、学歴や職業訓練歴によって必要年数が変わります。主な条件は次のとおりです。

区分 主な受験資格(いずれか)
2級 実務経験7年以上。大学で彫刻科・工芸科などを卒業し実務経験3年以上、短大卒で5年以上、職業訓練校の木工科・塗装科(1600時間以上)修了で6年以上、鎌倉彫高等職業訓練校修了で5年以上など
1級 実務経験15年以上。2級合格者で実務経験14年以上、大学卒で11年以上、短大卒で13年以上、職業訓練校修了で14年以上、鎌倉彫高等職業訓練校修了で13年以上など
優秀鎌倉彫技能者 実務経験25年以上。1級合格者で実務経験23年以上など

類似する技能を持つ他の産地産業での経験は、2級なら鎌倉彫の実務経験4年以上、1級なら8年以上ある場合に合算できます。

令和7年度の日程と今後の予定

令和7年度の鎌倉彫技能審査は、願書受付が2026年1月7日から13日まで、実技試験が2月2日と2月16日、学科試験が2月16日午後、合格発表が2月27日、合格証書交付式が3月11日でした。実技試験は、彫刻技能が2月2日の終日と2月16日の午前、塗装技能が両日の午前に行われました。優秀鎌倉彫技能者認定は、作品を経歴書・作品概要・作品工程表とともに2月12日・13日に組合へ提出し、2月16日午後に面接を受ける日程でした。旧記事は偶数年度に実施すると説明していましたが、令和7年度にも実施されています。

神奈川県のページでは、令和8年度は箱根細工技能審査を実施する予定とされており、2026年10月3日時点で鎌倉彫技能審査の次回日程は公表されていません。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:まず自分の実務経験年数と学歴・訓練歴を受験資格一覧表に当てはめ、1級と2級のどちらを受けられるかを確認してください。経験年数の証明方法や次回の実施年度は、伝統鎌倉彫事業協同組合か神奈川県産業人材課に問い合わせると確実です。実技試験の問題は事前に公表されるため、発表後すぐに課題を確認し、材料と工具を早めにそろえて試作を重ねておくと当日の作業時間に余裕が生まれます。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

神奈川県:技能審査

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マサキ
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