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資格・講習・登録制度の解説

箱根細工技能師

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

神奈川県の技能審査とは

神奈川県は、技能検定制度にない職種の技能を評価するため、県独自の技能審査を行っています。対象となる職種は伝統工芸の箱根細工と鎌倉彫の2つです。技能審査に合格すると、知事名の合格証書が交付され、「技能師」と称することができます。この記事の「箱根細工技能師」は、箱根細工技能審査の合格者を指す名称です。

国家検定の技能検定は、職業能力開発促進法に基づき、神奈川県では県職業能力開発協会が試験を行い県が結果を発表する仕組みです。箱根細工はこの技能検定の職種に含まれていないため、県が別の制度として審査を設けています。

令和8年度の実施状況

県の技能審査のページ(2026年8月25日更新)では、令和8年度は箱根細工技能審査を実施する予定で、詳細が決まり次第ページで案内するとされています。2026年10月4日時点では、受験資格、審査の対象となる技能、試験日、会場、申込先はまだ掲載されていません。

旧記事では、実技が箱物・木象嵌・寄木・組木・挽物の5科目から1つを選ぶ方式で、学科が木工工作法や製図など5分野だと説明していました。今回、県の公開資料でこの内容を確かめることができなかったため、本文から外しています。受験を考える人は、県の発表で科目構成を確認してください。

参考になる鎌倉彫技能審査の例

同じ県の技能審査である鎌倉彫技能審査の令和7年度案内は、制度の運用を知る手がかりになります。ただし職種が違うため、箱根細工の要件として読み替えることはできません。

項目 令和7年度 鎌倉彫技能審査(比較資料)
審査方法 学科試験と実技試験。実技試験の問題は事前公表
受験手数料 無料。材料と工具は受験者が用意
願書受付 令和8年1月7日〜1月13日
実技・学科 令和8年2月2日と2月16日
合格発表と交付式 令和8年2月27日発表、3月11日交付式

鎌倉彫では、受験申込と試験会場を地元の伝統鎌倉彫事業協同組合が担い、受験資格は鎌倉彫製作の実務経験年数で等級ごとに定められています。たとえば2級は実務経験7年以上、1級は15年以上、知事が優秀な技能者として認める優秀鎌倉彫技能者は25年以上が基本の条件です。大学で彫刻科や工芸科などを卒業した人、職業訓練校の木工科や塗装科を修了した人は、必要な年数が短くなります。2級でも実務経験だけで受ける場合は7年が必要で、経験を積んだ職人を想定した制度だといえます。

箱根細工と県西地域の工芸

神奈川県によると、県西地域は木工品の加工が盛んで、国が指定する伝統的工芸品の箱根寄木細工のほか、秘密箱、挽物玩具、木象嵌などの工芸品が作られています。県は小田原合同庁舎で、これらの工芸品の常設展示も行っています。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:令和8年度の受験を考えている人は、県の技能審査のページを月に一度は確認し、案内が出たら受験資格の実務経験年数と審査科目を最初に読んでください。鎌倉彫の例では願書受付が1週間ほどしかなかったので、勤務先や所属組合に実務経験の証明を頼めるよう、事前に相談しておくと間に合います。詳細が出るまでの問い合わせ先は、県産業労働局労働部産業人材課の技能振興グループです。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

神奈川県:技能審査

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マサキ
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