秘書検定の位置づけと実施団体
秘書検定は、公益財団法人実務技能検定協会が実施する検定です。協会は昭和47年に文部省所管の公益法人として設立され、秘書技能検定は設立当初から実施されています。現在は文部科学省後援の検定で、国家資格には当たりません。合格すると秘書の仕事に就く資格が得られる仕組みもなく、ビジネスの常識や応対の知識・技能を身につけていることを示す検定です。
受験資格に制限はなく、学生でも社会人でも受験できます。級は3級、2級、準1級、1級の4段階です。
試験の内容と合格基準
筆記試験は全級とも「理論」と「実技」の2領域に分かれています。理論は必要とされる資質、職務知識、一般知識、実技はマナー・接遇と技能です。それぞれの領域で60%以上を得点すると合格になります。
| 級 | 試験の形式 | 筆記試験の時間(第140回) |
|---|---|---|
| 3級 | 筆記(選択問題と記述問題) | 11:50〜13:50 |
| 2級 | 筆記(選択問題と記述問題) | 14:50〜17:00 |
| 準1級 | 筆記(選択問題と記述問題)と面接 | 11:50〜14:10 |
| 1級 | 筆記(すべて記述問題)と面接 | 14:50〜17:20 |
1級と準1級は、筆記試験と面接試験の両方に合格すると合格です。第140回の面接は、1級が2026年12月5日から2027年1月24日、準1級が2026年12月12日から2027年1月16日の間に、札幌、東京、大阪、福岡など各地で行われます。面接地は申込時に選び、筆記試験の際にもう一度希望を確認されます。
2026年度の日程と受験料
| 回 | 試験日 | 通常受験の申込期間 |
|---|---|---|
| 第139回 | 2026年6月21日 | 終了 |
| 第140回 | 2026年11月15日 | 2026年9月3日〜10月13日 |
| 第141回 | 2027年2月7日 | 2026年12月7日〜2027年1月12日(2級・3級のみ) |
第140回の筆記試験免除受験の申込は2026年9月11日で終了しています。受験料は3級3,800円、2級5,200円、準1級6,500円、1級7,800円です。2・3級の併願は9,000円、準1級・2級の併願は11,700円など、組み合わせごとの料金もあります。受験しなかった場合でも受験料は返金されず、申込後の級の変更や取り消しもできません。第140回の2級・3級の合否は、インターネット申込の場合12月3日頃にマイページで通知される予定です。
インターネットで申し込んだ場合、第140回の筆記試験受験票は10月26日10時頃からマイページで確認でき、A4用紙に印刷して当日持参します。郵送(現金書留)で申し込んだ場合は11月2日に普通郵便で発送される予定です。個人受験者向けの模範解答は、試験後の水曜日に協会のサイトで公開されます。筆記試験会場は地区ごとに分かれ、定員の都合で希望地区以外の会場になる場合があります。
CBT受験と申込前の確認
2級と3級は、2021年3月1日からCBT方式でも受験できます。テストセンターのパソコンで受験する方法で、年3回の試験日に限らず日程を選べ、合否はその日のうちに分かります。47都道府県に300カ所のテストセンターがあり、最短で申込日から3日後に受験できます。資格のレベルや認定は従来の筆記試験と同じです。
当サイトの提案:第140回を受ける人は、10月13日の締切までに受験級を決め、準1級・1級を選ぶ場合は面接地の日程も受験要項で確認してから申し込んでください。初めて受ける人は、協会サイトの「問題を解いてみよう」で出題形式を確認し、記述問題がある級かどうかを把握しておくと準備の範囲が分かります。日程が合わない場合は、2級・3級ならCBTで受験日を選ぶ方法があります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。