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試験が終わってから合格発表までの、あの宙ぶらりんな期間について

データ担当の私のカレンダーには、各試験の合格発表日がずらっと登録されています。発表が出たら合格率を更新しに行くためです。それで毎回思うのですが、発表日の発表ページって、だいたい重いんですよね。アクセスが集中してなかなか開かない。あの重さの向こう側に、何万人ぶんのそわそわが詰まっているのかと思うと、ちょっとしみじみしてしまいます。

今日は、試験が終わってから合格発表までの、あの宙ぶらりんな期間の話をします。資格によっては数週間、長いものだと2か月、3か月。もう自分にできることは何もないのに、結果だけが確定していない。体験談を読みあさっていると、この期間の落ち着かなさについての記述は本当に多くて、みんな同じところで同じようにそわそわしているんだなと分かります。

マークシートなのに、なぜ何か月も待つのか

行政書士は11月に試験を受けて、発表は年明けの1月下旬です。およそ2か月半。記述式の採点や合格基準の調整など、運営側にはちゃんと事情があるのですが、待つ側からすればその理屈で気持ちが軽くなるわけでもありません。年末年始を「たぶん受かった、いや、あの問題を落としていたら」のループで過ごすことになります。一方、ネット試験化された検定のように当日その場で合否が出るものもあります。試験ごとの待ち時間の差は、データで並べてみるとかなり大きいです。

自己採点を、するか、しないか

択一式の試験だと、予備校が試験当日の夜には解答速報を出します。ここで受験者は二派に分かれます。即日自己採点する派と、発表まで絶対に見ない派です。

する派の言い分はこうです。どうせ結果は決まっているのだから、早く知って切り替えたい。次の試験の申込締切が発表より先に来ることもあるので、続けて受けるかどうかの判断材料が要る。落ちていそうなら、記憶が残っているうちに勉強を再開したほうが効率もいい。実利で考えるなら、正直こちらに分があります。

しない派の言い分も、読んでいると分かるんです。自己採点したところで合否が変わるわけではない。ボーダー上だったら、発表までの毎日が今より地獄になる。それに択一の自己採点が当てになるのは、マークが正しく塗られていた場合の話で、いちばん怖いマークミスは自己採点では検出できない。だったら発表まで何も知らずにいたい。これはこれで、一つの精神衛生の戦略です。どちらが正解という話ではなくて、自分がボーダー上の不安に耐えられるタイプかどうかで決めるのがいいと思います。

マークミスの不安は、全員が通る道です

そして自己採点した派もしなかった派も、最後は同じ不安に合流します。「マーク、ずれてなかったかな」です。受験番号を塗り間違えていないか、解答欄が一行ずれていないか、そもそも名前を書いたか。体験談を読んでいると、この不安だけは本当に全員が書いています。手応えが良かった人ほど「マークミスだけが怖い」と書く。

確かめようがないから、不安は際限なく膨らみます。でも冷静に考えると、ほとんどの人は試験中に何度か見直していますし、実際に致命的なマークミスをする人はごく一部のはずです。起きる確率の低いことを、確認できないという理由だけで何週間も心配し続ける。あの期間が落ち着かないのは、たぶんこのせいです。不安になるのが普通で、そしてその心配はたいてい外れる、ということだけ覚えておいてください。

宙ぶらりん期間の、いちばん上手な使い方

この期間の過ごし方で、私が体験談を読んでいて「これは賢い」と思ったものが2つあります。

ひとつは、記憶が新しいうちに敗因と勝因をメモしておくことです。どの分野で手が止まったか、時間配分はどうだったか、直前期に何をやっておけばよかったか。試験の生々しい記憶は、驚くほど早く消えます。発表の日にはもう細部を思い出せません。このメモは、落ちていればそのまま次の受験計画のたたき台になりますし、受かっていても、次の資格に挑むときに自分で読み返す記録になります。結果がどちらに転んでも無駄にならない作業は、この期間にはこれくらいしかありません。

もうひとつは、受かっていた場合の段取りを先に調べておくことです。資格によっては、合格してから登録や免許申請の手続きがあり、登録費用がかかり、実務講習が要るものもあります。発表後に慌てて調べると締切に追われるので、暇な今のうちに流れと費用を見ておく。ついでに、次に受けたい試験の申込期間も確認しておくと、発表から次の行動までの空白がなくなります。

そわそわは、発表で終わらせなくていい

発表の日のことも少しだけ。多くの試験では、合格通知の郵送より先にウェブで番号が掲載されます。そして冒頭に書いたとおり、そのページは発表直後がいちばん重い。つながらなくて何度も再読み込みした、という体験談は風物詩のようにあります。数分待てば必ず見られますから、つながらないことに意味を見出さないでください。

最後に。あの落ち着かなさは、発表で番号を見つけて終わり、ではもったいないと思うんです。そわそわしているのは、それだけ本気で準備したからです。せっかくのエネルギーなので、敗因メモと次の段取りに回して、発表日を「次が始まる日」にしてしまいましょう。次に何を受けるか眺めたくなったら、資格ランキングあたりを散歩してみてください。待ち時間の暇つぶしとしては、わりと建設的なほうだと思います。

マサキ
マサキ
編集・分析担当
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