色彩検定の概要
色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が実施する民間の検定です。協会は年2回、夏期と冬期に試験を行っています。夏期は3級、2級、UC級のみで、1級を受けられるのは冬期だけです。UC級は色のユニバーサルデザイン級の略で、色覚のタイプによる見え方や高齢者の見え方を踏まえた配色を扱います。
受検資格に制限はなく、誰でもどの級からでも受検できます。試験時間が重ならないように組まれているため、複数の級を同じ日に併願できます。併願する場合は、1回の申込でまとめて申し込むよう案内されています。
級ごとの内容と検定料
| 級 | 実施時期 | 試験方式 | 試験時間 | 検定料 |
|---|---|---|---|---|
| 3級 | 夏期・冬期 | マークシート | 60分 | 7,000円 |
| 2級 | 夏期・冬期 | マークシート(一部記述) | 70分 | 10,000円 |
| 1級 | 冬期のみ | 1次はマークシート、2次は記述 | 1次80分、2次90分 | 15,000円 |
| UC級 | 夏期・冬期 | マークシート(一部記述) | 60分 | 6,000円 |
検定料は税込で、支払い後の返金や次回への繰り越しはできません。3級は色の三属性、PCCS、色の心理効果、配色イメージ、ファッションやインテリアの色などの基本を扱います。2級はマンセル表色系や配色技法、景観色彩などが加わり、1級は色彩調和論、XYZ表色系、測色、色彩とビジネスなど、より専門的な内容になります。
合格ラインは、3級・2級・1級が200点満点の140点前後、UC級が160点前後で、問題の難易度によって多少変わります。2025年度冬期の実績は3級140点、2級140点、1級1次140点、1級2次158点、UC級160点でした。1級2次試験は2026年から形式が一部変わりますが、協会は実施スケジュールや問題数、難易度に変更はないとしています。
2026年度冬期検定の日程
2026年度冬期検定は第67回にあたり、11月8日に3級、2級、UC級、1級1次が行われます。1級2次は12月13日です。申込期間は8月10日から10月1日まででした。協会は10月1日のお知らせで、申込手続きをしたものの決済が終わっていない人に限り、クレジットカード決済の締切を10月5日15時まで延ばすと告知しています。コンビニ決済の受付は10月1日に終わっています。
受検票は試験日のおよそ10日前までに届きます。会場は申込時に選んだ希望エリアの公開会場で、1級2次の受検地は札幌市、仙台市、東京23区、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市の8エリアです。合否は試験後1か月をめどに公式サイトで確認でき、1級1次は12月上旬ごろの予定です。
1級の1次試験免除と合格後
1級1次試験に合格して2次試験に不合格だった人や、2次試験を欠席した人は、その後2年間、2回に限り1次試験が免除されます。免除を受ける場合も新たな受検申込が必要で、検定料は通常と同じです。合格者には合格証書と資格証が届きます。合格証書は再発行されないため、大切に保管してください。合格証明書が必要な場合は、マイページから1,000円で申し込めます。
当サイトの提案:これから受ける人は、2027年度夏期検定で3級か2級を受け、冬期に1級を目指す流れを検討してください。最初に協会の公式テキストの目次と出題内容の表を見比べ、自分が仕事で使う分野がどの級に入っているかを確認すると、受ける級を決めやすくなります。申込はマイページからできるので、事前に登録しておき、申込期間の発表を見逃さないようにしておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。