衣料管理士

民間資格 難易度 ★★★

衣料管理士は、繊維製品の品質・性能・取り扱いに関する専門知識を証明する民間資格で、1級・2級の2段階がある。アパレルメーカーや小売業での品質管理・商品企画職に就く人が取得するケースが多い。勉強時間の目安は2級で100〜200時間、1級で200〜400時間程度。

合格率
勉強時間 目安
200h
受験料
想定年収 目安
350
独自指標 / コスパ指数 ※当サイト独自試算
52
収入B
難易度B
受験料B
算出: 想定年収÷勉強時間÷受験料の独自スコア

衣料管理士とは?資格の概要

資格区分民間資格
主管一般財団法人 日本衣料管理協会
試験日年1回(詳細は主催団体に要確認)
受験資格2級:学歴・実務経験不問(要確認)/1級:2級取得者または所定の実務経験

衣料管理士とは——繊維製品のプロが担う役割と活躍できる職場

  • 繊維製品の企画・設計、販売、品質保証、消費者対応を担うスペシャリスト
  • 英語名はTA(Textiles Advisor)、認定団体は日本衣料管理協会
  • アパレルメーカー、百貨店・専門店、染色加工産業、クリーニング業、国民生活センターなど幅広い業種で活躍
  • アパレル・繊維業界では昇給・昇進の判断基準としても評価される
  • 企業と消費者をつなぐパイプ役としてのプロフェッショナル

衣料管理士1級・2級の違いと取得に必要な単位数

  • 1級:日本衣料管理協会認定の4年制大学で43単位以上を履修して受験資格を得る
  • 2級:協会認定の短期大学で28単位以上を履修して受験資格を得る
  • 学ぶ専門分野の範囲は1級・2級で共通だが、習得の深度が異なる
  • 認定校以外の大学・短大では受験資格が得られない点に注意

衣料管理士が学ぶ専門分野——カリキュラムの全体像

  • 材料:繊維の種類・特性・素材に関する知識
  • 加工・整理:染色・仕上げ加工など製品処理の技術
  • 企画・設計・生産:商品開発から製造に至るプロセス
  • 流通・消費:販売・消費者行動・品質管理
  • 1級・2級で分野の範囲は同じだが、1級はより深い理解が求められる

衣料管理士資格認定試験の科目構成と出題範囲

  • 1級・2級それぞれ「一般試験」と「専門試験」の2区分で構成
  • 1級一般試験:消費科学Ⅰ・論文(計2科目)
  • 1級専門試験:衣料学Ⅰ・衣料学実験Ⅰ・衣料試験法Ⅰ・被服構成学Ⅰ・被服デザインⅠ・被服衛生学Ⅰ・被服整理学Ⅰ・染色加工学実験Ⅰ・染色加工学Ⅰ(計9科目)、1級合計11科目
  • 2級専門試験:衣料学Ⅱ・衣料学実験Ⅱ・衣料試験法Ⅱ・被服構成学Ⅱ・被服デザインⅡ・被服衛生学Ⅱ・被服整理学Ⅱ・染色加工学Ⅱ(計8科目)、2級合計10科目
  • 協会正会員で指定大学卒業または指定科目履修者は、科目免除の申請が可能

衣料管理士試験のスケジュールと受験手続きの流れ

  • 願書受付:9月上旬〜中旬頃
  • 試験日:10月の2日間(東京・日本衣料管理協会 会議室)
  • 合格発表:翌年3月
  • 申込方法:所定振替用紙で受験料を郵便振替納付し、証明書を願書に貼付して郵送
  • 受験者の状況によって添付書類が異なるため、協会への事前確認が必要

衣料管理士試験の受験料と認定料——費用の全体像

  • 受験料:1科目あたり5,250円
  • 1級(11科目)の受験料合計:57,750円
  • 2級(10科目)の受験料合計:52,500円
  • 認定料(合格者のみ):1級9,450円、2級7,350円
  • 科目ごとに分割受験すれば費用を年度をまたいで分散させることも可能

衣料管理士試験の合格率——学内試験と一般試験で大きく異なる難易度

  • 大学学内試験の合格率:80〜90%
  • 一般試験の合格率:20〜30%
  • 学内試験は日頃の授業履修が試験対策に直結するため高水準を維持
  • 一般試験では実践的な専門知識が問われ、独学での対策難易度が高い
  • アパレル・繊維業界で働きながら一般試験に挑む社会人受験者も多数存在する

衣料管理士の科目別受験制度——合格科目の有効期限と分割受験の活用法

  • 一括受験のほか、1科目ずつ個別受験する「取りだめ方式」を選択可能
  • 合格した科目は5年間有効
  • すべての科目に合格した時点で資格取得となる
  • 年度をまたいで段階的に科目を積み上げることができる

衣料管理士と繊維製品品質管理士(TES)の違いと連携メリット

  • 衣料管理士(TA):大学・短大でのカリキュラム履修を通じて知識を習得する、大学生対象の資格
  • 繊維製品品質管理士(TES):日本衣料管理協会の試験で実践的能力を問う、業界人対象の資格
  • 衣料管理士取得者がTES試験を受ける際、「繊維に関する一般知識」科目が免除される
  • 大学・短大で衣料管理士取得のために学んだ内容がTES受験でも有利に働く

学習スタイルで意見が分かれるポイント

学習方針には人により向き不向きがあります。以下は学習者の間で意見が分かれる代表的なテーマです。

学習すべき専門分野の数

  • 4分野(材料/加工・整理/企画・設計・生産/流通・消費)
  • 5分野(上記4分野に加えて「環境」を含む)
📖 主な出典: (取得日: 2026年4月23日)

基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。
📌 掲載情報について: 本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず一般財団法人 日本衣料管理協会の公式サイトで最新情報をご確認ください。 最終更新: 2026年4月23日