どんな検定か
パーソナルカラリスト検定は、一般社団法人日本カラリスト協会が実施する検定で、厚生労働省の後援を受けています。協会は「人と色」に着目し、色彩知識と配色調和を身につける資格試験と説明しています。ブルーアンダートーンとイエローアンダートーンの理論、協会独自のCUS表色系による配色調和、パーソナルカラーの4シーズンの知識を体系的に学ぶ内容です。
協会は2005年に第1回の検定を行い、これまでに7万人を超えるカラリストが誕生したとしています。国家資格ではなく、合格しても特定の業務を独占できるわけではありません。ファッションや美容、販売、接客など、色を扱う仕事で知識を示す目的で受ける人が多い検定です。
級ごとの受検条件と検定料
| 級 | 受検条件 | 検定料(税込) | 主な出題範囲 |
|---|---|---|---|
| 3級 | 制限なし | 会場7,700円、在宅ペーパー8,800円 | 3級公式テキスト第2版の全般 |
| 2級 | 制限なし | 11,000円 | 3級テキスト全般と2級・1級テキスト第1〜5章 |
| 1級 | 2級取得者のみ | 17,600円、1次または2次の免除者は11,000円 | 3級テキスト全般と2級・1級テキスト全般 |
2級から受けることも、2級と3級を同じ日に併願することもできます。併願の検定料は両方の級の合計です。1級は1次試験と2次試験に分かれ、どちらかに不合格だった場合は、合格したほうの試験がその後2年間免除されます。免除を受ける場合も新たな申込が必要です。
2026年度の日程
個人で受ける一般会場の日程は次のとおりです。第1回と第2回は札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡の8会場、第3回は東京会場のみで行われます。団体校の在籍生は、自校で受ける団体受検も利用できます。
| 回 | 試験日 | 申込期間 | 合否発表 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2026年7月5日(実施済み) | 4月13日〜5月25日 | 8月7日 |
| 第2回 | 2026年11月15日 | 7月13日〜10月9日 | 12月14日 |
| 第3回 | 2027年2月15日 | 2026年11月24日〜2027年1月12日 | 3月15日 |
試験の形式
会場試験は、3級・2級・1級1次がマークシートの4択60問で各60分です。1級2次は配色実技と記述で60問、60分です。合格の目安となる正答率は、3級と2級が70%程度、1級は1次・2次とも80%程度とされています。
3級には自宅で受ける在宅ペーパー試験もあります。テキストを見ながら解答でき、語群選択、記述、論述、配色実技の問題を160分で解きます。そのぶん合格の目安は正答率90%程度と高く設定されています。テキストは試験問題に同封されないため、事前に購入しておく必要があります。2級に在宅試験はありません。
在宅試験の問題一式は、検定日の2日前の金曜日午前中に宅配便で届きます。受検日の10時から18時までの間に自分で時間を計って160分で解き、問題と解答用紙をレターパックライトで協会に返送します。消印は試験日の翌日まで有効です。配色実技には同封のカラーカードを使い、ハサミかカッターとのりを自分で用意します。
申込の方法
個人の申込は、インターネットの申込サイトか、協会からガイドを取り寄せて郵便局で検定料を振り込む方法のどちらかです。郵便局で申し込む場合は、検定料の支払いと同時に申請が完了します。受検票は試験日のおよそ10日前までに届きます。会場試験では、試験開始から30分を過ぎると入室できません。体が不自由な人など会場で配慮が必要な場合は、申込の際に早めに協会へ連絡するよう案内されています。
合格後の登録と申込前の確認
3級以上に合格した人は、協会のカラリスト資格登録制度に申し込めます。登録料は11,000円で、発行から3年間有効です。登録すると資格認定番号が付与され、名刺に記載できるようになります。登録は任意で、検定の合格そのものに期限はありません。
当サイトの提案:第2回の申込は10月9日で締め切られるので、受けるなら会場か在宅かを先に決めてください。会場試験を選ぶ場合は、受検票が試験日のおよそ10日前に届くので、届かないときは協会に連絡します。初めて受ける人は、出題の中心となる公式テキスト第2版の版を確かめてから学習を始め、2級から受けるか3級と併願するかは、テキストの第1〜5章まで学習が進んでいるかで判断するとよいでしょう。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。