ジュエリーコーディネーター検定とは
ジュエリーコーディネーター検定試験は、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が実施する検定です。宝石、ダイヤモンド、真珠、貴金属といった素材の知識から、ジュエリーの製造、商品知識、販売やコーディネートまでを問います。国家資格ではなく、業界団体が認定する民間資格です。旧記事には「社団法人」とありましたが、現在の名称は一般社団法人日本ジュエリー協会です。
試験に合格しただけでは資格者にはなりません。合格後に協会へ申請して登録すると、「一般社団法人日本ジュエリー協会認定ジュエリーコーディネーター」を名乗れます。登録の有効期間は3年で、登録料は19,000円(登録事務費4,000円と登録管理費5,000円の3年分、消費税対象外)です。資格を続けるには3年ごとに同じ額で更新登録をします。2015年以降、更新のための講習や課題の提出は必須ではなくなりました。
級ごとの受験資格と試験の内容
| 級 | 受験資格 | 試験の形式 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|
| 3級 | 制限なし(日本国内に連絡可能な住所が必要) | マークシート方式の選択問題、90分 | 9,000円 |
| 2級 | 3級資格登録者 | 「素材・総合」「製造・商品・総合」「販売・総合」の3科目、各1時間のマークシート | 3科目13,000円、2科目10,000円、1科目5,000円 |
| 1級 | 2級資格登録者 | 1次は記述と論文、2次はロールプレイング、ダイヤモンドのグレーディングと宝石評価の実技、面接 | 1次10,000円、2次5,000円 |
2級と1級は、3級や2級に合格しただけでは受けられず、資格登録をしていることが条件です。2級は3科目すべてが合格基準に達すると合格で、合格した科目は合格年を含めて3年間有効です。1級の1次試験は2・3級のテキストと業界の最新知識から出題され、2次試験の受験者は協会指定の履歴書を提出します。1級のテキストはありません。1級を考えている2級資格者は、協会にメールで申し込むと直近3年分の記述・論文試験の過去問題を送ってもらえます。前年の1級1次試験の合格者は、1次試験が免除されます。
3級はマークシート方式で、3級の公式テキストから出題されます。範囲はジュエリー概論、宝石・ダイヤモンド・真珠・カラーストーン・貴金属の基礎知識、デザインや製造・修理の基礎知識、商品知識、販売とコーディネートです。実務経験がある3級受験者は、受験票に同封される申請書で加点を申請できます。
2026年と2027年の日程
2026年8月5日に第52回3級、第28回2級、第21回1級1次が行われ、結果は9月15日に発表されました。1級2次は10月14日と15日に東京で行う予定です。次回は2027年3月3日の第53回3級で、札幌、仙台、東京、甲府、名古屋、大阪、広島、福岡で実施されます。申込期間は2026年12月1日から2027年1月12日までで、団体申込は1月8日までです。Web申込では期間内に受験料を払い込んだ時点で申込が完了し、受験票は2月12日に郵送される予定です。
合格者の受験番号は協会のサイトに掲載され、受験者全員に結果が郵送されます。協会は答案の公開や返却をせず、合否や点数についての問い合わせにも応じないとしています。郵便局の窓口で申し込む場合は、協会に返信用封筒を送るか配布場所で受験案内を入手し、窓口での払込は1月12日の午後4時までです。
公式テキストの版に注意
3級の公式テキストは5,500円(税込)です。2027年3月の試験は、2026年3月に発行された初版第3刷以降のテキストから出題されます。2026年8月の試験は2025年2月発行の初版第1刷以降が対象だったため、古い版を使う人は対象の刷かどうかを確認する必要があります。2級のテキストは8,906円で、2021年5月発行の第4版2刷以降が対象です。
当サイトの提案:初めて受ける人は、まず手元の3級テキストが2026年3月発行の初版第3刷以降かを確認してください。次に、12月1日の申込開始に合わせて受験地を決め、1月12日の締切までに受験料を払い込みます。2級以上に進むつもりなら、合格後の資格登録料19,000円と3年ごとの更新費用も含めて予算を考えておくと、受験の計画を立てやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。