シルバージュエリー検定の実施機関
シルバージュエリー検定は、シルバー加工の基本である切る、削る、ロウ付けする、仕上げるといった技術を確かめる民間の検定です。日本宝飾クラフト学院が公開している資格検定ガイドでは、この検定の実施機関をNPO法人宝石宝飾教育振興会としています。国家資格や公的資格ではありません。
前回の確認では、旧記事が運営団体とした振興会の情報を確認できず、団体名や出題範囲を取り下げていました。今回、学院の案内で実施機関と試験の枠組みを確認できたため、その範囲で内容を改めます。振興会自身のサイトは当サイトの確認手順で取得できる形になっておらず、受験料、2026年度以降の実施の有無と日程、合格基準は確認済みの情報として扱っていません。
受験資格と試験の内容
学院の案内では、シルバージュエリー検定について「外部の方は受験できません」と書かれています。旧記事は受験資格を「特になし」としていましたが、学院の外で学んでいる人が受けられる検定としては案内されていないため、この点を改めました。試験時期は7月とされています。
試験は実技試験と筆記試験の両方で行われます。出題内容として示されているのは次の項目です。
- 実技:糸ノコとヤスリを使ったシルバージュエリーの加工、ロウ付けと仕上げ
- 筆記:金属材料の加工と知識、石留めで注意が必要な宝石など
学院は、取得に向いたコースとして全日制学科、総合学科、高等部を挙げています。
比較できる検定と公的な制度
学院の外で学んでいる人がジュエリーの知識を示したい場合は、日本ジュエリー協会のジュエリーコーディネーター検定があります。3級は年2回、2級と1級は年1回の実施で、受験には学歴、年齢、性別、国籍の制限がありません。合格後に申請すると協会の認定資格者として登録され、有効期間は3年間、登録料は19,000円です。2級は3級の資格登録者、1級は2級の資格登録者が受けられます。
制作の技能を国の制度で証明したい場合は、技能検定の貴金属装身具製作があります。技能検定は厚生労働省が所管する国家検定で、実技試験と学科試験の両方に合格すると合格証書が交付され、技能士を名乗れます。日本ジュエリー協会は、この技能検定と技能五輪全国大会、技能グランプリを支援しており、技能グランプリは1級合格者が出場資格になると説明しています。
申込前に確認したいこと
シルバージュエリー検定を受けたい人は、まず振興会または学院に、自分が受験の対象になるか、2026年度以降も実施されるかを問い合わせてください。受験できる場合は、受験料、試験日、持参する工具、合格基準を書面で確認します。
当サイトの提案:シルバージュエリーの制作を仕事にしたい人は、学院に在籍していない場合、この検定を前提に計画を立てるのは避けたほうが安全です。住んでいる都道府県の職業能力開発協会に貴金属装身具製作の技能検定の実施時期と受検資格を確認し、販売の仕事も視野に入れるならジュエリーコーディネーター3級の出題範囲を見て、素材の知識を整理するところから始める順序がおすすめです。
参照資料と確認日
2026年10月8日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。