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資格・講習・登録制度の解説

認定心理士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

認定心理士とは

認定心理士は、公益社団法人日本心理学会が認定する資格です。学会は、心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的な基礎学力と技能を修得していると学会が認めた人と説明しています。大学の学科名に必ずしも心理学という言葉が使われないため、学んだ内容を学会が確認して証明する仕組みです。

法律に基づく国家資格の公認心理師とは別の、学会が認定する民間資格です。認定心理士は、心理職として業務を行う資格というより、大学で心理学の基礎を学んだことを示す資格と考えると分かりやすいでしょう。

必要な単位

現在の審査は2014年基準で行われています。2014年基準で必要な単位は次のとおりです。

区分 領域 必要単位
基礎科目 a 心理学概論 4単位以上
基礎科目 b 心理学研究法 bとcで8単位以上。うち4単位以上はc
基礎科目 c 心理学実験実習 bに含めて数える
選択科目 d 知覚・学習、e 生理・比較、f 教育・発達、g 臨床・人格、h 社会・産業 5領域のうち3領域以上で各4単位以上、計16単位以上
その他 i 心理学関連科目、卒業論文・卒業研究 任意。卒業論文は最大4単位

基礎科目は合計12単位以上、全体で36単位以上が必要です。c領域の実験実習では、知覚、認知、社会など基本的な内容を含む課題を計6課題以上行い、目的、方法、結果、考察を含むレポートを作成していることが条件です。学会は、科目名ではなく申請科目の内容で審査するとしています。

申請の種類と費用

申請は原則として大学卒業後に本人が行います。4年制大学の在学中に取得した単位を申請し、卒業後に他大学で修得した単位を合わせることもできます。卒業見込み証明書を発行できる人は、卒業前に仮認定を申請できます。仮認定の場合、卒業時に卒業証明書を送ると正式な資格取得となります。このほか、日本心理学会に5年以上連続して在籍し、心理学関連科目を担当する大学等の教員向けの優遇措置があります。

費用は、申請時の審査料11,000円と、審査に合格した後に納める認定料33,000円です。認定料が払い込まれないと資格取得にはなりません。郵送物の到着順に受け付け、受領通知まで1か月以上かかることがあり、認定料の振込から認定証の発送までは約2〜3週間とされています。申請は書類郵送のほか電子申請もできます。

2027年基準への移行

日本心理学会は、2027年4月1日から2027年基準を施行する予定です。移行措置として、2014年基準と対応する申請の手引き、申請書類は2031年3月までの4年間有効とされています。在学中の人は、自分がどちらの基準で申請するかを考えて科目を確認しておく必要があります。

申請を考える人へ

当サイトの提案:まず成績証明書とシラバスを用意し、修得した科目を学会の科目名例と照らしてa〜iの領域に振り分けてみてください。特にc領域の実験実習は条件が細かいため、レポートの課題数を確認しておくと安心です。不足があれば、卒業前なら履修計画で補い、卒業後なら他大学での科目修得を検討します。2027年4月以降に申請する予定の人は、2027年基準の科目名例も見比べておきましょう。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本心理学会:認定の手続き

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マサキ
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