健康心理士はどんな資格か
健康心理士は、一般社団法人日本健康心理学会が認定する民間資格です。学会は健康心理学の専門家を育てるために資格認定制度を設けており、「健康心理士」「専門健康心理士」「指導健康心理士」の3種類をまとめて認定健康心理士と呼んでいます。健康心理士はその最初の段階で、専門健康心理士などの助言や指導を受けながら、職場などで健康心理アセスメントや健康心理カウンセリング、健康教育プログラムの作成と実施に当たるとされています。
国家資格の公認心理師とは別の制度です。資格申請の手引きによると、健康心理士は学会の会員でなくても取得できます。学会への入会が条件になるのは、上位の専門健康心理士と指導健康心理士です。
申請タイプと審査の方法
健康心理士の申請者は、4年制大学の卒業者またはそれに準じる人で、次のいずれかのタイプに当てはまる必要があります。
| タイプ | 対象者 | 審査 |
|---|---|---|
| タイプ1 | 学会が認定するカリキュラムを持つ大学(認定校)の健康心理学科などの卒業者 | 書類審査 |
| タイプ2 | 認定校以外の心理学関連学部・学科の卒業者。健康心理学の単位が足りない場合は学会の研修で補う | 書類審査 |
| タイプ3 | 心理学関連以外の学部の卒業者や、健康心理学関連の職場で5年以上の経験がある人など。心理学検定2級以上の合格が必要 | 健康心理学の試験と面接 |
| タイプ4 | 公認心理師の資格を持つ人 | 手引きに定める審査 |
認定校として、跡見学園女子大学、桜美林大学、大阪人間科学大学、大妻女子大学、関西福祉科学大学、太成学院大学、東京成徳大学、東北福祉大学、文教大学が挙げられています。書類審査だけの人は、申請書類を毎年10月から2月28日(必着)まで受け付けています。
2026年度の試験日程と費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年12月6日、Zoomで実施 |
| 経歴タイプの質問受付 | 2026年10月8日から23日まで、問い合わせフォームで受付 |
| 願書受付 | 2026年10月19日から30日まで(必着) |
| 受験料・審査料の振込 | 2026年11月4日まで |
| 受験票の送付 | 11月12日ごろ。17日までに届かなければ事務局に連絡 |
| 結果通知 | 2027年1月18日ごろまでに発送予定 |
| 費用 | 受験料は面接のみ7,000円、面接と試験1科目10,000円。審査料10,000円 |
| 合格後 | 登録料30,000円、認定健康心理士会の終身会費20,000円 |
試験は健康心理士としての基礎能力をみるもので、客観テストと論述テストを含みます。出題範囲は健康心理学概論、健康教育概論、健康心理カウンセリング概論、健康心理アセスメント概論で、これに面接が加わります。経歴タイプによって受験科目が異なります。願書には出身大学や大学院の成績証明書を添えます。
取得後の扱いと昇格
健康心理士の認定証には有効期間が定められておらず、更新の手続きは不要です。健康心理士として5年が経過すると、所定の手続きを経て専門健康心理士へ昇格する道があります。昇格には学会への入会が必要で、専門健康心理士と指導健康心理士は5年ごとの更新があります。
申請前に確認したいこと
当サイトの提案:まず資格申請の手引きで、自分がどのタイプに当たるかを確かめてください。タイプの判断に迷う場合は、10月23日までの質問受付期間に事務局へ問い合わせると、願書受付が始まる前に方針を決められます。成績証明書や心理学検定の合格証明書は取り寄せに時間がかかるので、10月中旬までに手元にそろえておくと締切に間に合います。合格後は登録料と終身会費で合計5万円かかる点も、受験料と合わせて予算に入れておきましょう。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。