日本交通心理学会の目的と歩み
日本交通心理学会は、交通の諸問題について心理学を中心にその近接科学も含めて研究し、成果の実践と啓発を通じて交通事故の抑止とよい交通環境づくりに役立てることを目的とする学術団体です。学会の入会案内にこの目的が書かれています。
学会が作成した交通心理士の手引きによると、学会の始まりは1975年9月に創立された日本交通心理学研究会で、その後に日本交通心理学会へ名称を変えました。毎年全国大会を開き、学会誌「交通心理学研究」を発行しています。日本学術会議の学術研究団体への登録や、日本心理学諸学会連合への加入についても手引きに記載があります。
会員の種類と年会費
会費は前納制で、確認日時点の入会案内では次のとおりです。
| 会員種別 | 対象 | 年会費 |
|---|---|---|
| 正会員 | 研究者や交通問題に携わる実務家など | 8,000円。交通心理士・交通心理士補は6,000円 |
| 学生会員 | 職業を持たない大学生・大学院生。在学証明書が必要 | 2,000円 |
| 購読会員 | 学会誌を購読する個人・団体 | 3,000円 |
| 賛助会員 | 学会の目的に協力する個人・団体 | 個人1口10,000円、団体1口20,000円 |
会員は大会での発表、学会誌の配布と論文投稿などができます。入会するには、在籍期間が3年以上の正会員、名誉会員または終身会員の推薦を受け、常任運営委員会の承認を得る必要があります。推薦者がいない人は、入会申込書の2ページ目に学会を知った経緯などを書いて申し込みます。
学会が認定する交通心理士
学会は、社会的な活動や貢献を志す学会員に対して「交通心理士」の資格を認定しています。区分は主幹総合交通心理士、主任交通心理士、交通心理士、交通心理士補の4つで、有効期間は5年です。研究歴のない人は、9科目の筆記と論述・面接からなる交通心理士補資格認定試験を受け、合格後5年以内に交通心理士へ昇格する必要があります。
費用は審査料10,000円、受験料10,000円、認定料は交通心理士補20,000円から主幹総合50,000円までです。交通心理士に認定された人は日本交通心理士会の会員にもなり、その年会費5,000円が別にかかります。学会のページでは、交通心理士の資格が国土交通省の施策のもとで適性診断業務の第一種カウンセラーとして追加されたことも説明しています。
2026年度の講座と催し
学会は2026年9月2日付で、第25回交通カウンセラー養成講座の開催を案内しています。申込締切は2026年11月13日で、申込書をメールに添付して学会事務局へ送る方式です。同じ日付で2026年度ステップアップ講習会の案内も出ており、こちらも申込期限は11月13日です。交通心理士補試験の2026年度の日程は、確認日時点の公式サイトでは見つかりませんでした。
入会と資格取得を考える人へ
当サイトの提案:交通心理士を目指す場合は、学会への入会が先に必要です。まず推薦をお願いできる会員が身近にいるかを確かめ、いなければ事務局に入会方法を相談してください。次に資格認定制度のページで、自分の学歴や保有資格から交通心理士補を書類で申請できるか、試験が必要かを確認します。講座や講習会の募集は年度ごとに変わるため、申込の前に学会のお知らせ欄で最新の案内を見てください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。