「看護師」と「准看護師」は同じ資格の呼び方の違いではありません。これから進学する人も、准看護師として働きながら看護師を目指す人も、取得する免許と受験までの教育課程を分けて確認しましょう。
免許と業務の違い
看護師は国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けます。准看護師は都道府県知事の試験と免許による制度です。法令上、准看護師は医師・歯科医師・看護師の指示を受けて療養上の世話や診療の補助を行います。
どちらも所定の教育課程等の要件があります。市販の問題集や民間の試験対策講座だけで受験資格を得ることはできません。看護師国家試験の受験資格には外国資格等の認定経路もあるため、自分の経歴に該当する項目を確認します。
准看護師からの通信制進学は要件が変更
看護師学校養成所2年課程には、全日制・定時制・通信制があります。2026年4月1日から、通信制の入学に必要な准看護師としての看護業務経験は、従来の7年以上から5年以上に変わっています。
日本看護協会のFAQでは5年を60か月として説明しています。勤務期間の数え方や証明書の準備は、進学希望校の募集要項で確認してください。通信制にも実習や対面の授業があり、すべて自宅学習で済むとは限りません。協会の情報提供・進学支援と、各学校での教育課程は区別します。
2027年の看護師国家試験
第116回は2027年2月14日、出願は2026年11月6日〜27日です。受験手数料は5,400円です。この日程・料金は看護師国家試験のもので、准看護師試験にはそのまま当てはまりません。
学校で取りまとめる書類、卒業・修業見込みで提出する書類、後から追加する証明書を分けて確認します。働きながら進学する場合は、試験日以外に実習・登校・出願準備のための日程も確保しましょう。
勤務と学習を両立する準備
当サイトの提案は、進学前に「勤務を続けられる時間帯」「通学・実習日」「学費と移動費」「勤務証明の依頼先」を一枚にまとめることです。夜勤の回数だけでは両立の可否を判断できないため、学校の時間割と職場の勤務調整を具体的に照合します。
学習では、問題を間違えた理由と復習すべき基礎知識を記録します。合格に必要な勉強時間を一律に決めず、養成課程の学習と、自分が理解できていない分野に合わせて予定を調整してください。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。