日本人生哲学感情心理学会とREBT
特定非営利活動法人日本人生哲学感情心理学会(略称J-REBT)は、米国の心理療法家アルバート・エリスが創始したREBTを実践、普及、研究する団体です。REBTは論理療法、論理情動行動療法、人生哲学感情心理療法とも呼ばれます。学会は、REBTを認知行動療法の中核的な技法と位置づけ、うつ病や不安障害への効果が示されているほか、教育や司法の領域でも応用されていると説明しています。
会則では、REBTカウンセラー・セラピストの養成、研究成果の発表、REBTの啓蒙活動などを事業として定めています。学会誌『REBT研究』の発行や年次大会の開催も行っています。
学会が認定するREBT心理士補とREBT心理士
学会は、REBTセラピスト・REBTカウンセラーとして「REBT心理士補」と「REBT心理士」の2つを認定しています。どちらも学会独自の民間資格で、資格認定試験は毎年1回行われます。2026年3月15日に役員会で承認された受験資格は次のとおりです。
| 資格 | 主な受験資格 |
|---|---|
| REBT心理士補 | 学会会員であること。試験実施年の4月2日時点で満20歳以上。高等学校卒業以上。学会の入門コースとベーシックコースを修了していること(同等の講座修了者、REBTをテーマにした修士論文や査読付き論文がありベーシック講座を修了した人なども、事前審査を経て受験可)。心身ともに健康で援助行為ができること |
| REBT心理士 | 学会会員であること。試験実施年の4月2日時点で満22歳以上。REBT心理士補を持っていること。スキルアップファーストコースとセカンドコースを修了していること |
学会は、受験資格が年度ごとに変わる場合があると注意しています。受験するときは、その年度の受験資格を学会サイトで確認してください。
2026年度の試験日程と申込方法
2026年度の試験は、REBT心理士補試験が12月6日(日)の午前、REBT心理士試験が同日の午後で、どちらもZoomを使ったオンライン開催です。申込の締切は2026年11月10日(火)です。受験を希望する人は、学会サイトの試験要項請求フォームに入力して試験要項を入手し、研修修了証などの必要書類をそろえて申し込みます。フォームへの入力は要項の請求であり、受験申込そのものとは別の手続きです。受験料は試験要項に記載されており、公開ページでは確認できませんでした。
学会は2026年9月24日に、2026年度の両試験の申込受付を始めたと告知しています。学会のQ&Aによると、認定には筆記試験と実技試験に合格する必要があり、REBT心理士はさらに面接試験があります。REBT心理士は5年ごとに資格を更新する必要があり、そのために大会や向上訓練などに参加して研鑽を積むことが求められます。更新にかかる費用は公開ページでは確認できませんでした。
資格までの研修講座と費用
学会の研修講座は、入門コース(6時間×1日)、ベーシックコース(6時間×3日)、スキルアップファーストコース(6時間×5日)、スキルアップセカンドコース(6時間×5日)の順に進みます。入門コースは会員以外も受講でき、2026年度の受講料は会員12,000円、非会員17,000円、学生9,000円です。ベーシックコースは入門コース修了の会員が対象で、2026年度は9月20日から22日にZoomで開かれ、受講料は会員55,000円、学生会員45,000円でした。
入会には理事会の審査があり、申込からすぐに会員になれるわけではありません。理事会はおよそ3か月に1回開かれます。会費は入会金2,000円、年会費5,000円です。
受験を考える人が確認すること
当サイトの提案:REBTを初めて学ぶ人は、まず入門コースを受講してから入会手続きを進めると、理事会の審査期間を待つ間に次のコースの日程を確認できます。REBT心理士補を目指す場合は、ベーシックコースが年1回の開催であることを前提に、受講年と受験年の計画を立ててください。受験料は試験要項を請求して確認し、研修受講料、入会金、年会費と合わせた総額を見積もることをおすすめします。
参照資料と確認日
2026年10月8日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。