ネオン工事技術者試験の目的
ネオン工事技術者試験は、公益社団法人日本サイン協会が実施する試験です。協会は、ネオン設備の安全確保と災害防止のため、ネオン工事に携わる人に正しい知識の習得と技能の向上が求められているとして、ネオン工事技術者試験規程を定め、電気工事士を対象に試験を行っています。
特種電気工事資格者との関係
電気工事士法第3条第3項は、自家用電気工作物に係る電気工事のうち経済産業省令で定める特殊なものについて、その特殊電気工事に係る特種電気工事資格者認定証の交付を受けている人でなければ作業に従事してはならないと定めています。日本サイン協会は、ネオン工事を行おうとする人には、ネオン工事技術者試験の合格、または一般財団法人電気工事技術講習センターが扱う特種電気工事資格者(ネオン工事)の認定証が必要になると案内しています。
協会の説明では、特種電気工事資格者(ネオン工事)認定証は、一般に第一種または第二種電気工事士が次のどちらかを満たしたうえで、各地方の産業保安監督部に申請して取得します。
- 5年以上のネオン工事の実務経験を持ち、ネオン工事資格者認定講習の課程を修了する
- 平成16年経済産業省告示第104号で定める内容のネオン工事試験に合格する
ネオン工事技術者試験は、この告示の内容に準拠して行われます。合格者には、協会が発行する「ネオン工事技術者証」に加え、告示で定める様式のネオン工事試験合格証と、試験が告示の内容に合致していることを証明する書類が交付されます。認定証そのものは協会ではなく産業保安監督部への申請で受け取る点に注意してください。
2026年度の試験日程と申し込み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2027年2月13日(土)。受付9時30分から、筆記試験10時から50分、技能試験11時10分から50分 |
| 会場 | 日本電子専門学校 本館(東京都新宿区百人町1-25-4) |
| 願書締切 | 2027年1月8日(金)当日消印有効 |
| 受験料 | 20,000円 |
| 結果発表 | 受験者に通知し、2027年2月下旬に協会ホームページで発表予定 |
受験資格は、電気工事士法による電気工事士免状の交付を受けていることです。申し込みには、受験願書1通、電気工事士免状の写し、縦3cm・横2.5cmの写真2枚、受験料が必要です。願書は協会ホームページから印刷でき、郵送を希望する場合はメールやFAXなどで協会に依頼します。提出は港区浜松町の協会への直接持参か郵送で、郵送の場合は受験料を現金書留で願書と一緒に送ります。受験資格がないと分かった場合や自然災害で試験が開けない場合などを除き、受験料は返金されません。
試験の内容と一部免除
試験は、ネオン工事とこれに直接接続する一次側回路の施工・保守に必要な知識と技術について行われます。筆記試験は択一式と記述式で、電気に関する基礎理論、配電理論及び配線設計、配線図、ネオン工事用の材料及び工具、ネオン工事の施工方法、ネオン工事に係る検査方法、自家用電気工作物に関する法令の7科目です。技能試験は実技で、ネオン用の分電盤、主開閉器、タイムスイッチ、点滅器、ネオン変圧器、ネオン管などを設置または変更する工事の全部か一部を行います。
筆記試験か技能試験のどちらかだけが合格点に達した場合、その試験は翌年度と翌々年度の試験に限り免除されます。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:まず、自分の電気工事士免状の種類と交付日を確認し、免状の写しと写真を用意してください。ネオン工事の実務経験が5年以上ある人は、認定講習で認定証を目指す方法もあるので、試験と講習のどちらが早いかを比べてから決めるとよいでしょう。試験を選ぶ場合は、1月8日の締切に余裕をもって願書を送り、協会が公開している「間違いやすいネオン配線」などの技術資料で技能試験の配線を確認しておくことをおすすめします。合格後は、合格証などの書類をそろえて管轄の産業保安監督部へ認定証を申請してください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。