「鍼灸師」という呼び方を見かけますが、法律上の免許は、はり師ときゅう師に分かれています。医師以外の人が、はりを業として行うには、はり師の免許が必要です。学校を選ぶときも、取得を目指す免許を区別して確認しましょう。
認定課程で学んで受験資格を得る
代表的な経路は、大学入学資格を持つ人が、認定された学校・養成施設で3年以上必要な知識と技能を修得する方法です。第35回は2027年3月15日までの修業・卒業見込みも対象です。市販教材や民間の短期講座だけで、この条件を置き換えることはできません。
所定の程度の著しい視覚障害があり、高校入学資格を持つ人には、認定学校・養成施設で5年以上学ぶ経路等もあります。入学資格や課程の対象を学校に確認し、自分の条件に合う進学先を選びます。
第35回の日程と複数資格の費用
- はり師試験日:2027年2月28日
- 出願期間:2026年12月1日〜18日。書留郵送は最終日の消印有効
- 受験手数料:1資格19,500円
はり師ときゅう師の両試験を受ける場合、試験手数料の合計は39,000円です。これには学費、教材、交通費、免許申請費用等を含みません。共通の科目があっても、二つの免許が一つの料金で交付される制度ではありません。
筆記試験と免許申請を区別する
財団の案内では四肢択一の筆記試験で、国家試験の実技試験はありません。解剖学・生理学などの基礎に加え、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論、東洋医学臨床論などを学びます。国家試験に実技がないことと、養成課程で技術を学ぶ必要がないことは別です。
合格後は免許申請を行い、名簿への登録を受けます。はり師・きゅう師は各免許の登録手続きがあるため、財団の案内で提出物を確認してください。試験の合格証だけでは業務を行えません。
基礎科目と専門理論を整理する学習
当サイトの提案:はり師・きゅう師を併せて目指す人は、共通して学ぶ内容と各資格の専門理論を分けて整理します。用語を見て説明できない箇所を授業資料に戻って調べ、教員に質問する項目として記録する方法です。
紙やアプリのどちらを使うかより、曖昧な理解を把握して確かめる仕組みを作ることを勧めます。身体に行う手技や安全管理は、自己流で試すのではなく、認定課程の実習指導の下で習得してください。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。