柔道整復師を養成する学校の教員になる条件は、基礎分野・専門基礎分野・専門分野によって異なります。柔道整復師の免許を取得した後に専門分野の教員を目指す経路では、現行の指定規則で免許取得後5年以上の実務経験と、厚生労働大臣指定の教員講習会の修了などを求めています。
施術者の国家試験と教員講習は別
柔道整復師国家試験は、柔道整復師免許を取得するための試験です。教員として必要な教育方法等を学ぶ講習とは役割が異なります。また、教員講習を修了した柔道整復師が担当できる専門基礎分野にも範囲があるため、全科目を無条件に教えられるわけではありません。
全国柔道整復学校協会は、専科教員認定講習会を実施しています。同協会の案内では、受講試験に合格して講習を受け、出席等の条件を満たして修了試験を受ける流れです。受講試験の合格だけで教員要件を満たすものではありません。
受講対象A・Bと5年の実務経験
2026年度の案内では、受講年の5月末までに5年以上の実務経験がある人を受講対象A、4年以上5年未満で翌年の5月末までに5年を満たす見込みの人を受講対象Bとしています。
Bの人は、講習を受けて修了試験に合格した後も、5年以上の経験を満たす証明書類を添えて修了認定の手続きを行います。「4年で講習に参加できる」と「4年の経験で教員要件を満たす」は同じ意味ではありません。経験の算定や証明書の扱いは最新の要項を確認してください。
募集年度と必要な費用
2026年度講習会の受講料は200,000円です。これは講習の費用であり、受講試験や交通・宿泊等を含めた総額ではありません。2026年度の募集は終了しており、次年度に申し込む場合は新しい募集要項を待って日程・選考・費用を確認します。過年度の試験日をそのまま翌年の予定にしないようにしましょう。
教員への転職を考えるとき
当サイトの提案:免許登録日以降の勤務先・期間・実務内容を整理し、勤務先へ証明書発行を依頼できるか確認しておきましょう。求人については、担当科目、授業準備、実習指導、学生対応の分担を比較します。講習の受講と採用選考は別なので、希望する学校の募集条件も並行して確かめると計画を立てやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。