原子炉主任技術者の役割
原子力規制委員会の「資格・試験」ページによると、原子炉主任技術者は原子炉の運転に関する保安・監督を行う技術者です。原子炉の設置者は、原子炉の運転に関する保安の監督を行わせるため、原子炉主任技術者免状を持つ人の中から選任しなければなりません。試験は筆記試験(一次)と口答試験(二次)の二段階で、原子力規制委員会が実施します。旧記事は実施機関を「環境省原子力規制委員会」としていましたが、公告の名義は原子力規制委員会です。
第68回筆記試験の内容と手数料
第68回の筆記試験は、2026年1月5日から1月19日まで申込を受け付け、3月16日から18日まで東京都港区の会場で行われました。課目と日程は次のとおりです。
| 日付 | 課目 |
|---|---|
| 3月16日 | 原子炉に関する法令、原子炉理論 |
| 3月17日 | 原子炉の設計、原子炉の運転制御 |
| 3月18日 | 原子炉燃料及び原子炉材料、放射線測定及び放射線障害の防止 |
受験手数料は52,100円で、納入告知書により納付しました。各課目100点満点で、平均点60点以上、法令と放射線測定の2課目が60点以上、その他の課目で60点未満が2課目まで、50点未満が1課目まで、40点未満がないことをすべて満たすと合格です。認定課程の修了者は法令以外の5課目が免除され、その場合は法令が60点以上で合格となります。受験要領が全員に求める提出書類は受験申込書、履歴書、本籍確認書類、写真票などで、実務経験の証明書は含まれていません。
口答試験の受験要件と第68回の日程
口答試験を受けるには、原子炉の運転に関する業務に6か月以上従事したことの証明書、または指定講習機関等で原子炉の運転に関する課程を修了したことの証明書(原本)を提出します。第68回の口答試験は申込が2026年8月17日必着で締め切られ、9月18日に東京都港区の会場で行われました。合格者は10月下旬頃に官報で公告され、同時に原子炉主任技術者免状が郵送されます。
公表されている合格者数
原子力規制委員会の合格者数等一覧表(令和8年6月16日現在)によると、第68回筆記試験は一般受験者72人のうち6人、認定課程修了受験者16人のうち16人が合格し、全体では88人中22人でした。第67回の口答試験は66人が受験し、22人が合格しています。年度によって大きく変わるため、最新の一覧表で確認してください。
筆記試験の受験手続の流れ
第68回の筆記試験では、受験申込書、履歴書、本籍(国籍等)を確認できる書類、写真票などを、簡易書留など追跡できる方法で原子力安全人材育成センター規制研修課に送付しました。受験手数料は、1月下旬頃に送付される納入告知書で、日本銀行の本店・支店・代理店などから納付する方式です。認定課程の修了見込みで免除を申請した人は、修了後に修了証明書と修得単位証明書を3月27日までに提出する必要があり、提出がなければ受験は無効とされました。口答試験では、受験通知書が9月上旬に郵送され、当日は受験通知書と顔写真付きの身分証明書で本人確認が行われました。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:次回の筆記試験は、例年12月頃に原子力規制委員会のホームページで施行公告が出ています。公告が出たら受験要領を読み、本籍確認書類など役所で取り寄せる書類を先にそろえてください。筆記合格後に口答試験へ進むには6か月以上の運転業務経験か指定講習機関の課程修了が必要なので、勤務先で運転業務に従事できる時期を見通しておくと、筆記と口答の間を空けずに受験しやすくなります。過去の試験問題は同委員会の「過去の資格試験問題」ページで公開されています。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。