グリーンセイバーとは
グリーンセイバーは、植物や生態系に関する知識を体系的に身につけた人を育てるために1998年に創設された検定制度です。運営しているのは、森づくりや里山保全に取り組む特定非営利活動法人樹木・環境ネットワーク協会です。CBT-Solutionsの試験概要ページによると、これまでに3,500人以上のグリーンセイバーが誕生しています。
以前は「ベイシック」「アドバンス」「マスター」の3段階でしたが、現在は「ネイチャー検定」「カルチャー検定」「マスター検定」の構成です。2019年までにベイシックのみを取得した人は、2020年以降にカルチャー検定に合格するとマスター検定の受検資格が得られます。アドバンス取得者はこれまでどおりマスター検定を受けられます。協会は、マスター検定資格が「環境省・文部科学省・農林水産省指定の環境教育指導者」として認定されていると案内しています。
3つの検定の内容
| 検定 | 主な出題範囲 | 受検資格 |
|---|---|---|
| ネイチャー検定 | 植物の各部の働き、植物の生活史と分布、生態系のしくみ、分類・進化、自然史 | なし |
| カルチャー検定 | 植物の栽培方法、人と植物の関係の文化・歴史、自然保護に関する法律や制度 | なし |
| マスター検定 | 上記2科目の内容に加え、自然の捉え方、自然評価、植生調査の手法。小論文を含む記述式 | ネイチャーとカルチャーの両方に合格 |
ネイチャー検定とカルチャー検定はどちらを先に受けてもよく、同時に受検することもできます。その場合は試験ごとに申し込みます。
2026年度の実施状況と受検料
ネイチャー検定とカルチャー検定は、全国のテストセンターでパソコンを使って受けるCBT方式です。出題は択一・多肢選択・○×式の100問で、試験時間は120分です。合格基準は公表されていません。
| 項目 | 2026年度(ネイチャー・カルチャー) |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年5月11日〜7月17日(終了) |
| 試験実施期間 | 2026年8月1日〜14日(実施済み) |
| 受検料(税込) | ネイチャー検定6,000円、カルチャー検定6,000円 |
| 合否 | 2026年10月頃に協会から発送し、同じ日に協会のホームページでも発表する予定 |
同じ試験期間内の再受検はできず、欠席した場合も同様です。受検日・会場の変更やキャンセルは受検日の3日前までで、入金後のキャンセルには手数料がかかります。マスター検定は翌年2月に協会が設定する東京・大阪の会場で行われ、詳細は決まり次第協会のホームページに掲載されます。
合格後の登録
合格者は「グリーンセイバー登録」をすると同時に、協会の個人会員または家族会員として入会します。登録料は1,000円(税込、有効期間1年)で、毎年更新します。会員でない人は、初年度の個人会員年会費3,000円(翌年度以降は5,000円)が別にかかります。登録すると会員証兼登録証が発行され、協会の活動への協力要請や自主活動の支援を受けられます。
受検前の確認と当サイトの提案
教材として、協会はネイチャー・カルチャー・マスターの公式テキスト(書籍版はネイチャー・カルチャー各2,640円、マスター2,860円)、過去問題、オンラインセミナーを用意しています。
当サイトの提案:2026年度のネイチャー・カルチャー検定は終わっているため、これから受ける人は2027年度の申込開始(2026年度は5月)に合わせて準備してください。植物の構造や生態系の基礎から入りたい人はネイチャー、園芸や里山、自然保護の制度に関心がある人はカルチャーを先に選ぶと学習の順番を決めやすくなります。マスター検定まで目指す場合は、両方の合格が条件なので、同じ年度に2科目を併願するかどうかを最初に決めておくと計画が立てやすいでしょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。