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資格・講習・登録制度の解説

検査分析士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

検査分析士とはどんな資格か

検査分析士は、特定非営利活動法人分析産業人ネットが認定する民間資格です。分析産業人ネットは、機器を用いた化学分析の技術を社会の課題解決に使う専門家の実力を示す資格だと説明しています。資格は会社や団体ではなく、個人に与えられます。

FAQでは、検査分析士を「サンプリング・前処理・測定・データ解析・分析結果の報告」の各工程を一連の作業として行える実務能力を持つ専門家の資格と位置づけています。初級は、これから分析業務に取り組む人や、分析部門に新しく配属された人、販売のために分析機器を操作する人なども対象です。理科系の学科を出ていなくても受験できます。

4つの級と試験方法

資格は難易度によって初級、中級、上級、特級の4段階に分かれています。分析産業人ネットが公表している認定基準と試験方法は次のとおりです。

級 認定の基準 試験方法
初級 定められた分析手順に沿って、分析の操作を一通りできる 配布する資格試験テキストの範囲から4択50問、90分。正答率70%以上で合格
中級 1つの分析手法について一定の専門知識と実務経験がある 4択の選択式試験90分、記述・論述式試験60分、書類選考、面接
上級 2つ以上の分析手法について一定の専門知識と実務経験がある 4択の選択式試験90分、記述・論述式試験120分、書類選考、面接
特級 機器分析技術の継承と普及を担う力がある 在宅で取り組む論述課題3問と30分程度の面接、書類選考

上級の論述は2問で、2科目のうち1科目だけ合格した人は中級検査分析士になります。上級を受ける人のうち初級・中級の資格を持つ人は、選択式試験が免除されます。分析産業人ネットは、中級以上の取得には少なくとも数年以上の機器分析の実務経験が必要だとしています。

受験資格と受験料

初級・中級・上級には受験資格の制限がありません。ただし、高校卒業者または高等学校卒業程度認定試験の合格者程度の知識が必要とされています。特級は上級検査分析士の合格者が対象で、10年以上の実務経験や監督者としての基本的な知識があることが目安です。

区分 受験料(税込)
初級 11,000円。事前申込者と再受験者は4,400円
中級 16,500円。事前申込者は9,900円、初級資格を持つ人は5,500円
上級 22,000円。事前申込者は15,400円、初級資格を持つ人は11,000円、中級資格を持つ人は5,500円
特級 11,000円

事前申込者とは、受験申込の受付開始より前に事務局へ申し込み、テキストを受け取った人のことです。テキスト事前申込のテキスト代は6,600円です。

試験日程と申込方法

個人で受ける一斉試験は年1回、東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡の6か所で行われます。2026年度の第20回一斉試験は2026年7月25日に実施され、合格者が受験番号で発表されています。次の第21回の予定は次のとおりです。

項目 2027年度第21回一斉試験
受験申込 2027年5月7日〜7月14日
試験日時 2027年7月24日(土)13時〜17時
合格発表 初級は8月6日ごろ、上級は8月27日ごろ
面接試験 中級・上級の選択式試験の合格者を対象に8月中旬〜下旬

申込みは郵送かメール添付で受け付けており、受験申込書と顔写真が必要です。中級と上級はさらに職務経歴書を出し、上級は2つの分析手法を選ぶ分析手法選択書も提出します。3名以上で受験日と場所を決めて申し込む団体試験もあり、2026年度分は2026年8月24日から2027年6月30日までの日を選べます。

2026年度の特級試験は、申込受付が9月16日から10月31日までです。10月7日から11月24日までの間で連続する10日間を選び、在宅で論述課題の解答を作って提出し、その解答を基に面接を受けます。合格発表は12月14日の予定です。

合格後の登録と受験前の準備

合格者には合格証と資格登録申込書が送られます。一斉試験の案内には、合格後に資格登録料と検査分析士会の年会費が必要になると書かれています。一方で、検査分析士会のページでは入会は任意と説明されています。登録時にどの費用が必要かは、届いた書類で確認してください。検査分析士会では継続学習制度があり、年2回の研修会が開かれています。

当サイトの提案:初めて受ける人は初級から始め、受験申込が始まる5月より前にテキスト事前申込をしておくと、学習期間を長く取れて受験料も4,400円に下がります。中級や上級を考えている人は、自分が日常的に使っている分析手法を1つか2つ決め、その手法の実務経験を職務経歴書に書ける形で整理しておきましょう。職場で3名以上集まる場合は、日程と会場を選べる団体試験も検討してください。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

分析産業人ネット:検査分析士資格試験

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マサキ
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