地下タンク等定期点検技術者とは?資格の概要
| 資格区分 | 公的資格 |
|---|---|
| 主管 | 全国危険物安全協会等の登録機関 |
| 試験日 | 年複数回開催(都道府県・実施機関により異なる) |
| 受験資格 | 講習受講による取得(実務経験要件あり) |
教材の選び方と定番の組み合わせ
学習者の間でよく使われている教材の傾向を整理しました。市販テキスト・問題集・通信講座はそれぞれ役割が異なるので、組み合わせ方が重要です。
| 教材 | 種別 |
|---|---|
| 全国危険物安全協会 公式テキスト | テキスト(講習受講時に配布・購入) |
推奨される学習順序
学習範囲が広い資格では、どの分野から着手するかで効率が大きく変わります。配点や習得難易度を踏まえた標準的な学習順序は以下の通りです。
- 危険物法令・危険物の概要 — 甲種・乙四保有者は科目免除対象。非保有者はこの2科目から着手する必要がある
- 基礎物理学・危険物施設の概要 — 点検の原理理解に必要な基礎知識。講習カリキュラム上の前半科目
- 点検実施要領・実習 — 漏れ点検の具体的手順・器具操作・データ解析・報告書作成が集約された中核科目
- 修了考査 — 講習最終日に実施。科目免除者も考査は受験必須
地下タンク等定期点検技術者とはどんな資格か
- 危険物の規制に関する規則第62条の6に基づく「知識及び技能を有する者」を育成
- 一般財団法人 全国危険物安全協会が認定する民間資格
- ガソリンスタンド・病院・ホテルなど幅広い施設の地下タンク漏れ点検を担う
- 地下タンクからの危険物流出は土壌汚染・多額の回収費用につながる社会問題
- 法令により原則年1回以上の定期点検が義務付けられている
地下タンク等定期点検技術者の受講資格と申込み方法
- 受講資格の制限なし。誰でも申込み可能
- 主催:一般財団法人 全国危険物安全協会(TEL: 03-3597-8513)
- オンライン講習は年4期(9〜11月・翌2月)、対面講習は東京で11月下旬ごろ実施
- 願書受付はオンラインが7〜9月上旬・12月、対面が10〜11月上旬ごろ
- 合格発表はおおむね40日以内
地下タンク等定期点検技術者の講習形式と受講料
- オンライン初回講習:合計9時間39分(7科目+修了考査)
- 対面初回講習:2日間
- 受講料は39,600円(テキスト代・実習費・消費税込み)
- 修了考査不合格の場合の再考査手数料:3,300円
- 定期講習(5年ごと)は1日間・10,450円
地下タンク等定期点検技術者の講習カリキュラムと各科目の内容
- ①危険物法令(60〜93分):法令体系・定期点検制度の概要
- ②危険物の概要(50〜70分):危険物の性質・火災予防・消火方法
- ③基礎物理学(50〜69分):気体・液体の一般法則、圧力に関する知識
- ④危険物施設の概要(89〜120分):地下タンクの構造基準・変遷・事故事例
- ⑤点検実施要領(合計154〜220分):点検の原理・器具・要領・判定方法・安全管理
- ⑥実習(54〜190分):器具を用いた点検実習・データ解析・報告書作成
地下タンク等定期点検技術者の科目免除制度の活用法
- 甲種危険物取扱者または乙種第4類危険物取扱者の免状保有者が対象
- 免除される科目:①危険物法令・②危険物の概要の2科目
- 申請時に免状の写しの添付が必要(申請しないと免除は受けられない)
- 修了考査は免除対象外。免除者も必ず受験する
地下タンク等定期点検技術者の修了考査の難易度と合格率
- 合格率・受講者数はともに非公開
- 講習内容を理解していれば取得できるレベルとされている
- 不合格の場合は再考査(3,300円)で再挑戦可能
- 修了考査の所要時間は50〜100分程度
地下タンク等定期点検技術者の資格の有効期限と更新手続き
- 有効期間は5年間。期限内に定期講習を受講しないと修了証の効力を失う
- 定期講習は取得後5・10・15・20・25・30年の各該当年に1日間実施
- 5年・15年・25年該当者:申請書+返信用封筒1通
- 10年・20年・30年該当者:申請書+返信用封筒2通+写真2枚(撮影後半年以内)
- 受講料振り込みは返信封筒受領後
地下タンク等定期点検技術者を活かせる職場と仕事内容
- ガソリンスタンド・病院・ホテルなど地下タンクを保有するすべての危険物施設が対象
- 主な業務:漏れ点検・器具を用いた圧力測定・データ解析・点検報告書の作成
- 法令で定期点検が義務付けられているため、資格保有者への継続的な需要がある
- 危険物の流出事故を未然に防ぐ、人命・環境保護に直結する業務
地下タンク等定期点検技術者とあわせて取得したい関連資格
- 乙種第4類危険物取扱者:最も取得しやすい危険物資格。①②の科目免除が受けられる
- 甲種危険物取扱者:すべての危険物に対応可能。こちらも科目免除の対象
- 危険物保安監督者:危険物施設の保安業務を統括する上位資格
よくある失敗・落とし穴
独学や短期合格を目指す際に陥りやすい典型的な失敗パターンです。事前に把握しておくことで回避できます。
- 科目免除申請を忘れる — 甲種または乙四の免状保有者は申請すれば①危険物法令・②危険物の概要が免除されるが、免状の写しを添付した申請が必要。申請を失念すると免除が受けられない
- 5年ごとの更新講習を見落とす — 有効期間は5年間。期限までに定期講習を受講しないと修了証の効力を失う。10年・20年・30年の該当時は写真2枚など提出書類が増える
学習スタイルで意見が分かれるポイント
学習方針には人により向き不向きがあります。以下は学習者の間で意見が分かれる代表的なテーマです。
講習時間の記載
- 対面2日間で合計13時間20分(修了考査含む)
- 対面2日間で合計8時間30分
受講料
- 30,800円(消費税込み)
- 39,600円(テキスト代・実習費・消費税込み)
📖 主な出典:
基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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📌 掲載情報について:
本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず全国危険物安全協会等の登録機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。
最終更新: 2026年4月16日