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資格・講習・登録制度の解説

冷凍空調技士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

冷凍空調技士の位置づけ

冷凍空調技士は、日本冷凍空調学会が個人会員を対象に認定する資格です。高圧ガス保安法に基づく国家資格の高圧ガス製造保安責任者とは別の制度です。学会は50年以上の歴史があり、3千名余りの技術者が冷凍空調分野で活躍していると紹介しています。学会資格のため、技士として認証されるには第二種正会員(個人会員)であることが必須で、退会すると技士名簿から削除され資格も失効します。

学会によると、冷凍空調技士は他団体の資格要件にも含まれています。たとえば高圧ガス保安協会の冷凍空調工事保安管理者は、工事事業所の認定区分ごとに定める資格を持ち、保安確認講習を修了することが条件で、冷凍空調技士はその資格の一つです。第一種と第二種で対応する認定区分が異なります。

第一種と第二種の受験資格

第一種は、冷凍・冷蔵・空気調和などの機器に係る装置の研究、開発、設計、製造、管理などの業務、または高圧ガス保安法の冷凍設備による高圧ガスの製造に係る経験が通算4年以上ある人が受験できます。必要な経験年数は、大学・短大・高専で工学や理学を修めた卒業者は2年以上、工業高校卒業者と第二種冷凍空調技士は3年以上、学会の通信教育を優秀な成績で修了した人は2年以上です。

第二種は実務経験と学歴を問わず受験できます。ただし合格後に技士として認証されるには通算2年以上の実務経験が必要です。経験が足りないまま合格した場合は、経験年数を満たしてから学会に連絡して登録を申請します。合格発表後3年以内に登録しないと、認証・登録の権利を失います。

試験科目と合格基準

区分 時間 出題範囲
理論 10時〜12時 冷凍サイクルと圧縮機、伝熱および熱交換、冷媒・冷凍機油・ブライン、圧力容器の強度、空気調和
技術 13時〜15時 冷凍装置の設計計算、自動制御、冷媒配管・付属機器、運転と保守、保安、空気調和機

合格基準は各科目60点以上です。学会のよくある質問では、合格率を第一種が4割程度、第二種が6割程度と案内しています。電卓は持ち込めますが、プログラム電卓と関数電卓は使えません。技術の試験は問題用紙で解く筆記形式です。

令和8年度試験の日程と費用

令和8年度の試験日は2027年2月21日(日)で、受験申請は12月1日から受付開始予定、締切は1月31日です。申込はWebのみで、紙書類では申し込めません。会場は東京・名古屋・大阪・福岡で、合否は4月20日頃にメールで通知されます。受験料の入金後2週間以内に受験票がメールで届きます。

費用 第一種 第二種
受験料(税込) 10,000円 10,000円
技士登録料(税込) 7,000円 5,000円
入会金 1,500円 1,500円
年会費(個人会員) 会誌送付なし10,200円、会誌送付あり11,400円 同左

受験準備講習会は第一種・第二種共通のWeb講習として、試験前の2月頃にオンデマンドで配信されます。講習を受けずに直接受験することもできます。

申込と合格後の手続きで注意する点

会社で複数人が受験する場合も、申請は各個人がWebで入力します。第一種を受験する人と、合格後に技士登録をする人は実務経歴書を提出します。経歴の証明者は事業主に限らず、直属の部課長、工場長、支店長、派遣先の上長などでもよいとされています。試験当日は印刷した受験票と顔写真付きの身分証明書を持参し、9時30分までに会場へ入ります。冷凍空調技士と食品冷凍技士の併願受験はできません。

当サイトの提案

当サイトの提案:最初に自分の実務経験の年数と学歴を照らし合わせ、第一種の受験資格を満たすかを判断してください。満たさない場合は第二種を受け、認証に必要な通算2年の経験を満たした時点で登録する方法があります。受験を決めたら12月1日の受付開始から1月31日の締切までにWeb申請を済ませ、学会が勧める過去3年分の問題集で出題傾向を確認すると準備の範囲を絞れます。合格後は登録料に加えて年会費が毎年かかるため、勤務先の会員資格の扱いもあわせて確認しておくと安心です。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

公益社団法人日本冷凍空調学会:冷凍空調技士・食品冷凍技士について

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マサキ
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