合格に必要な条件は試験ごとに異なります。総得点だけを見て準備すると、科目別の基準や実技の判定条件を見落とすことがあります。勉強する順番を決める前に、公式の試験案内から判定条件を書き出します。
公式案内から転記する欄
- 総得点・評価点等の基準と、その尺度。
- 科目別・分野別に基準が設けられているか。
- 学科と実技など、両方の合格が必要か。
- 一部合格や免除がある場合の対象・期限・申請方法。
- 試験時間と解答方法。
換算された評価点を単純な正答率に置き換えないことも大切です。「700点」と書かれているから「70%正解」とは限りません。CISSPの試験説明でも、点数の扱いを区別しています。
平均点だけでは見えない弱点を確認する
仮に三分野のそれぞれで60%以上が必要な試験を考えます。80%・70%・40%なら、単純平均が約63%でも三つ目の基準を満たしません。これは制度の違いを説明する架空の例です。自分の試験の配点と条件を確認してから、演習結果を分野別に記録しましょう。
| 演習で起きたこと | 優先する練習 |
|---|---|
| 一分野だけ基準に届かない | その範囲の基礎と頻出する処理を解き直す |
| 未回答が残る | 時間配分、問題を解く順番、操作を練習する |
| 毎回違う箇所で間違う | 知識不足と読み違いを分けて記録する |
| 見た問題だけ解ける | 解答の理由を説明し、条件の違う問題を試す |
目標は「ぎりぎりならよい」と固定しない
演習と本番では問題も状況も異なります。最低基準に一度届いたことを仕上がりの保証にせず、複数回の演習で弱点と時間不足を確かめます。満点にこだわって一部の難問だけに時間を使う必要はありませんが、基礎の取りこぼしまで放置する理由にもなりません。
次の週の予定には「点を上げる」ではなく「この分野の誤答を説明できるまで解き直す」と書くと、終えたかどうかを確認できます。過去問の使い方で記録方法も整理しています。
編集:マサキ/資格一覧.com。2026年9月28日改稿。計算例・記入例は説明用に作成したもので、受験者の実測結果や独自取材ではありません。編集方針