電気工事士を目指すときは、第一種・第二種のどちらが必要かと、工具を使った練習時間を確保できるかを確認します。このページでは初めて受験する方向けに、第二種を中心に準備の進め方を整理します。
公式情報の確認日:2026年9月26日。日程・費用は2026年度の案内に基づきます。
第一種と第二種を選ぶ前に確認すること
第二種は一般用電気工作物等、第一種はそれに加えて一定の自家用電気工作物の工事に対応します。希望する仕事の求人票に必要な免状の種類が書かれているかを確認してください。工事の範囲や資格制度は、電気技術者試験センターの資格概要で確認できます。
| 考えていること | 先に確認したいこと |
|---|---|
| 未経験から電気工事の仕事へ進みたい | 第二種の取得支援があるか、入社前に免状が必要か |
| 勤務先で第一種を求められている | 試験合格と免状交付の条件、勤務先で扱う設備 |
| 独学で受験したい | 学科の学習場所に加えて、技能練習の作業台・工具・材料を用意できるか |
2026年度・第二種下期の申込みと試験日
| 受験申込期間 | 2026年8月17日〜9月3日。確認日時点で受付終了 |
|---|---|
| 学科・CBT方式 | 2026年9月24日〜11月8日 |
| 学科・筆記方式 | 2026年10月25日 |
| 技能試験 | 2026年12月12日または13日。試験地により異なる |
| 受験手数料 | 第二種はネット申込み11,100円、書面申込み12,500円。別途事務手数料等が必要 |
出典:2026年度電気工事士試験の日程・手数料。CBTは受験申込みに加えて会場予約が必要です。試験期間だけを見て、申込締切や予約期限を見落とさないようにしましょう。最新の手続きは第二種の試験案内で確認してください。
学科と技能は、準備するものを分ける
第二種は学科と技能の二段階です。学科の合格者や免除対象者が技能試験を受けます。技能では自分の工具を使って作業するため、読むだけの学習計画では準備が完結しません。出典:第二種の試験概要。
学科では、間違えた理由を「用語を知らない」「図を読めない」「計算で止まる」に分けて記録すると、次に勉強する範囲を選べます。技能は、候補問題と欠陥の判断基準を確認し、完成後の点検まで練習に含める方法を提案します。
勉強時間は自分の予定から組む
一律の「60時間で取得できる」とは扱いません。電気の基礎知識、工具の経験、練習場所で必要な準備が変わるためです。最初の1週間で、学科と技能に実際に使えた時間をそれぞれ記録します。
平日30分を5日、休日2時間を2日なら週6.5時間、12週間で78時間です。これは学習枠を見積もる計算例で、78時間で合格できるという推定ではありません。技能をまとめて練習する日と、短時間で復習する日を分けてください。
受験料以外の費用と仕事選び
- 工具は手持ちで対応できるものと、追加購入するものを分ける。
- 材料は一式の価格に加えて、繰り返し練習する際の補充費用も見積もる。
- 交通費・宿泊費・合格後の免状申請費用を別に記録する。
- 求人は未経験者の賃金、担当作業、研修、勤務時間、資格手当の条件を比較する。
資格取得による増収額は、求人の年収や資格保有者の平均年収とは別の数字です。このページでは、資格だけを条件に一定額の収入が得られるとは示していません。