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資格・講習・登録制度の解説

英国王立音楽検定

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

英国王立音楽検定(ABRSM)の概要

ABRSMは1889年に英国で設立され、4つの王立音楽学校のもとで音楽の普及と音楽教育水準の向上を目的に活動している団体です。日本代表事務局の案内によると、ABRSMの音楽検定は世界90か国以上で毎年63万人以上が受検しており、検定員は英国で選ばれ研修を受けた専門家が務めます。日本では、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団が日本代表事務局として検定の運営を担っています。

受検できる楽器は、鍵盤楽器、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、声楽など幅広く、子どもから受検できます。英国の団体が実施し、合否と証書を出す音楽検定です。

実技検定の2つの受け方

実技検定は、導入段階のイニシャル・グレードから最上級のグレード8までの9段階です。150点満点中100点以上で合格になります。グレード6以上を受けるには、理論検定かプラクティカル・ミュージシャンシップでグレード5以上を先に取得しておく必要があります。

対面式グレード検定では、英国から来日した検定員の前で、課題曲3曲、スケールとアルペジオ、初見、オーラルテストの4分野を一度に受けます。課題曲は楽器ごとの要項にあるA・B・Cのリストから1曲ずつ選びます。初見の予見時間は30秒前後で、希望すれば別料金で日本語の通訳を付けられます。

パフォーマンス・グレードは、課題曲3曲と自由曲1曲の計4曲を連続して、編集せずに撮影した動画を提出する方式です。スケール、初見、オーラルテストはありません。グレード8の合計演奏時間は25分など、グレードごとに上限が決まっており、動画は720pで撮影し2GB以内に収めるといった条件があります。

理論検定

理論検定は楽典と和声法の理解を問う筆記検定で、グレード1から8まであります。グレード1〜5は、Webカメラとマイク付きのパソコンで受けるオンライン検定で、申込から28日以内なら都合のよいときに受検できます。日本代表事務局の案内では、2025年3月時点で英語・中国語・スペイン語・イタリア語での受検のみとされ、日本語は未対応です。グレード6〜8は記述式の集合検定で、試験時間は各3時間、問題に日本語訳を付けられます。主な会場は東京のABRSM Japan Centreです。

2026年の日程と受検料

2026年の対面実技検定は6月に実施され、申込期間は3月24日から4月7日まででした。理論検定グレード6〜8は2026年10月31日実施で、申込は9月14日で締め切られています。オンライン理論検定とパフォーマンス・グレードは日程の区切りがなく、随時申し込めます。申込は本人のアカウントからオンラインで行い、申込期間外の対面検定にはエントリーできません。

区分 受検料(2026年の案内、米ドル)
対面実技 イニシャル〜グレード8 182〜523ドル(グレード5は324ドル)
理論検定 グレード1〜8 106〜231ドル(グレード5は155ドル)
パフォーマンス・グレード イニシャル〜グレード8 144〜401ドル(グレード5は233ドル)

対面実技の通訳手数料は別に1,200円から2,500円かかります。理論検定とパフォーマンス・グレードの紙の証書は有料で5ドル、デジタル証書は自分のアカウントから取得できます。

受検計画と当サイトの提案

2026年の対面式実技検定は6月の1回で、申込期間は約2週間でした。2027年分の日程は、本記事の確認時点では日本代表事務局のページに掲載されていません。グレード6以上を目指す場合は、理論のグレード5を先に取っておく必要があります。

当サイトの提案:グレード6以上の実技を考えている方は、時期を選ばないオンライン理論検定のグレード5を先に済ませておくと、対面検定の申込期間を逃しにくくなります。英語での受検に不安がある場合は、日本代表事務局のよくある質問で案内されている例題で出題形式を確かめ、通訳の有無と受検料を合わせて予算を組んでください。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

かけはし芸術文化振興財団:英国王立音楽検定 申込・日程・受検料

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マサキ
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